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下の方でIGファルベンの話が出ているので一言。
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「注文した女を150人受領した。彼女たちは衰弱していたが、実験には充分に役立った。実験したところ、全員が死亡。次の注文については、近く連絡する予定である」
ヒットラーが首相の座についた1933年にロックフェラー家はウェステイングハウス社に初めて重役を送り込み、直接の支配をスタートした。このウェステイングハウス社と協定を結んでいたドイツの電機メーカー・ジーメンス社は、強制収容所の毒ガス室の設備について研究、製造した。そして毒ガスの流量調節器などについての特許を取っている。
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IGファルベンといえば日本で言えば東レと新日鐵を足したような格式の企業である。そんな企業の会計部員が人体実験=大量殺人の記録を会社の財務記録に残す、ということがどんなに異常なことか考えた方がよい。企業の帳簿というのは監査やなにかで無数の人が読む記録なのである。
百歩譲ってこういう記述を残すとしても”Strictly Confidential”扱いで秘密ファイルか何かに記録したことだろう。でも当時強制収容所におけるユダヤ人の虐待(虐殺)は一般のドイツ人には秘密にされており、ユダヤ人は「隔離はされていても平和に健康的に暮らしている」というのが政府の言い分だったはずである。大企業の社員がこんな記録を会社の財務記録に残すというのはどう見ても異常に不自然である。帳簿自体を精査したら何か不明の数字が記載されていて、それを追求したら真相が判明した、という流れだったらまだ信憑性があるが。ガス室の特許もおなじくらい「いかがわしい」証拠のように聞こえる。
こんな証拠を信じる人はきっとWTCの瓦礫から「アルカイダ・テロリスト」のパスポートが無傷で回収された、なんていうストーリーを真に受けるんだろうねえ。