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木村さんの訳出された[偽。。神話]がなぜ大きな説得力を持つのでしょうか?私はいくつかの理由を挙げることが出来ます。そのうちの一つは「神話」は、パレスチナ人に残虐の限りをふるうイスラエルの蛮行を明確に説明する論理をもっているからであろうと考えます。つまり、「神話」は少なくとも20世紀はじめから現在にいたるユダヤ人問題の様々な表出を明確な論理の糸で縫合しています。私はこれをさしあたり「木村史観」と呼んでいます。
ユダヤ人を対象とした殺戮という特別の意味を込めたホロコーストを否定できない人達は、この点で論理の断絶に直面し頭を悩ますのです。五十嵐仁先生、寺島実郎氏がまさにそういったかたがたです。こうした方々は木村さんに言わせれば似非平和主義者なのかも知れませんが、私には悩める学徒に映ります。
なぜ、ホロコ−ストというむごい目にあった人々が、イスラエル建国後、パレスチナ人にあれほどのむごいことができるのか?よってたつ思考、思想に変更を余儀なくされたのだとすればそれは、どのような政治背景、政治環境があったのか?ホロコーストがあったと主張する人達はこれを論理的に説明する歴史観を提示するべきでしょう。
話は、変わります。南京虫さんの出現にあわせて、竹中半兵衛さんが、ホロコーストがあったとする「証拠」を次々と提示しています。竹中さんはしばしば革マル(中核か?)の機関紙を引用する事で名を知られています。ビラを団地のポストに入れただけで75日間もの拘留をされてしまうわが国で、革マル中核の暴力行為が放置されるに等しい現状を、私は大変奇異に観察してきました。彼らと公安警察の関係はブッシュとアルカイダの関係と酷似しているのだろうと推察しています。つまり和製アルカイダというわけです。この和製アルカイダによる「ホロコースト」はあったとの声高な主張に接し、なにやら、つじつまがあうようで得心が行きます。因みに南京虫さんが政治版で引用している「労働者。。」はもしかしたら千葉動労につながりのあるグループでしょうか?それにしてもこの阿修羅掲示板、投稿者の出自とその思想背景が見事に重なって浮き上がって見えて来るという点で私には大変貴重な情報源でもあります。