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(回答先: トイレも貸せない社会(JANJAN) 投稿者 スタン反戦 日時 2005 年 9 月 29 日 13:36:07)
ボクは1960年代に山歩きや僻地逍遙をよくやった。小学校には宿直の先生がいて気軽に宿直室に泊めてくれ、場合によっては見知らぬボクにささやかな酒宴をもうけてくれたりした。部外者にオープンだった学校も今では、校門を閉ざして侵入者に備え、侵入者のあった場合にはどうするかのマニュアルまで作成して、防御を固める。
長期休暇中の大学の場合、学生が帰省して部屋が空いているので、学生寮に泊めてもらったことさえある。もちろん身分証の提示など身元を明らかにしてでのことではあるが。
寝袋にくるまってバス停付近で野宿していると、「うちに来て蒲団でねなさい」なんて
声をかけてくれるおばさんもいた。
想い出を美化している面もあるが、みんなが物事を善意で解釈する習慣に包まれているような、治安上は「無防備」そのものの状態だった。よく考えてみると、ボクが「居直り強盗」ではないという保証は何もなかったのに、だ。