現在地 HOME > 社会問題1 > 144.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: 年齢差別 投稿者 ワヤクチャ 日時 2005 年 4 月 06 日 23:10:35)
私の場合、起業したのが15歳であった為、相当な差別を感じました。
その為、薄かったヒゲをたて、なめられる事がない様にとポーズを作ってきました。
既に私のキャラの一部になっていますので、ヒゲはたてたままです。
私の会社は、生命保険を従業員に対して二口、会社で負担します。
一つは当人の家族が受取人。
もう一つは会社が受取人。
最近流行のあの掛け金の安い保険です。
源泉徴収時には、ささやかな喜びがあるようで、全員加入してもらいました。
人を雇う事がリスクであると感じる経営者は多いようです。
中でも、定年を迎える様な人には特に厳しいようです。
一概に言えませんが、私の面接してきた年配の方達は、自分からその職能以外で働こうとしない(もしくは希望しない)ことが多いように見受けられます。
ルート営業兼軽配送の人材を募集したとき、50歳以上の人を面接しました。(約20人)
時間を掛けて面接する事に心がけていますので、相当な疲労がありました。
大半の方はその質問を受ける際に、営業はしたくないというような事を言います。
こちらの都合に合わないのですが、一応後日に就労を希望するかと確認すると、営業が嫌だとの理由で辞退者が続きました。
そんな背景もきっとあるのではないかと思います。
どんな仕事も職能として携えた者は、成果を出す事が出来ます。(私の周りには成果を出さないものはいても、出せないものはいませんでした)
新しい事に消極的になり、自らが門を狭めている一面は絶対にあります。
私の会社にJRの退職者とカーディーラーの退職者がいますが、彼らが中心となり、双方の関係者で年に12回宴会をしていると聞きます。(30人は参加するようです)
そこから広がる人との繋がりが彼らには大きな財産になっているようです。
去年の新卒と65歳の社員が、二人で泊りがけで渓流釣りにいったとも聞きます。
新卒はルアーを65歳は餌釣りを互いに教えあったようです。
今までの職能に縛られすぎる個人と、年齢を能力と直結して考える組織がいけないのです。
高齢者を対象とする場合、作業効率などには当然見劣りがあるのはしょうがないでしょう。
それを埋める魅力を持っていれば、社員は身内だと考える組織は見逃さないでしょう。
寂しい話ですが、経営者同士で話し合うと、時々「人員がいれば内容が変わっても大した差はない」なんていう話が出ます。
個人の能力を軽く見ているという事でしょうか。
残念ながら、風潮としては老年者には逆風でしょう。
その逆風でも魅力を認知させていける人が増える事によって、時勢は変わるかもしれません。
経営者達に魅力ある労働の担い手だと認知させるべきでしょう。
先ほどの面接の話でも、魅力より個人の都合が出てる人は少なくありません。
そんな負の前例の積み上げが固定観念化してる一因であるといえます。