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(回答先: 産むのが恐い 投稿者 ワヤクチャ 日時 2005 年 4 月 05 日 21:51:24)
つまみ食い的データの引用からの一方的考察かもしれませんが
勝ち組に回れないと徹底的に食い物にされてしまうような過酷な競争社会が現実のものとなっていくなかで、
何とか自分の子供は勝ち組に回してやりたい、
せめて教育にはお金をかけてやらなくては、、
という気持ちが少子化の原因ではないかとおもいます。
環境は確かに根本的に重要な問題だとは思いますが、実情はもっと差し迫った話だと思います。
さつきとメイの家は確かにあるけれど、勝ち組だけにある、ような国ではねぇ。
晩婚化も子供を作る年齢を遅らせるのも、経済力がつくまで自制しているためかもしれません。
29歳以下の雇用がこんな
(内閣府男女共同参加局 http://www.gender.go.jp/whitepaper/h16/danjyo_hp/danjyo/html/zuhyo/fig01_00_32.html
有様では、いくら保育所を作り、育児休暇制度を作っても、先立つものがねぇ。
弱肉強食の社会に、微力ながら適応すべく行動している、のではないですか? (以上 メメント)
国立社会保障・人口問題研究所 少子化情報ホームページ
http://www.ipss.go.jp/syoushika/
子どもの生み方が変わった最も大きな要因は、結婚のし方が変わったこと(晩婚化・未婚化)です。
晩婚化 http://www.ipss.go.jp/syoushika/seisaku/html/112a1.htm
少子化の背景には一貫して結婚のしかたの変化があります。中でも晩婚化は1970年代半ばの少子化過程のはじめから出生率低下の主な原因となっています。晩婚化は若い年齢層から順に結婚している人の割合を下げ(つまり 未婚化を引き起こし)、そこでの出産を減らします。そのせいで(異議あり* めめんと)女性20歳代の出生率はすっかり下がってしまいました(図はこちら)。また近年では晩婚化が "非婚化(生涯結婚しない人の増加)" につながっていると見られますので、若い年齢層で失われた結婚・出産の一部は取り戻されないことになります。(RK)
* 日本の非嫡出児の割合は異常に低い。欧州では20-30%代に及ぶが日本は一桁前半だ。RKの主張は、結婚しないと子供を作れない法的環境に対する反省がない。 とはいえ、少子化の主要な原因は現時点ではそこにはないとメメントは考える。
未婚化の進行− 年齢別にみた未婚率の推移 http://www.ipss.go.jp/syoushika/seisaku/html/112a2.htm
未婚化とは、未婚者(一度も結婚していない人)の割合が増えることですが、少子化の過程では、晩婚化にともなって20歳代から30歳代にかけての未婚化が著しく進んでいます。女性20代後半では、1970〜2000年の間に未婚率は18%から54%へと3倍に増え、半分以上が未婚者となりました。また、男性30代前半では同じ時期に12%から43%へと3.6倍になっています。これらの年齢層では、その分だけ結婚している人が減って、出産も減っています。
生涯未婚率(50歳時点で一度も結婚をしたことのない人の割合)は、まだそれほど顕著には増えていませんが、2000年には男性で1割を超えるなど、今後急速に増加することが見込まれます。つまり晩婚化(結婚の遅れ)に加えて、非婚化(生涯結婚しない人の増加)が見込まれています。 (RK)
晩婚化の理由 http://www.ipss.go.jp/syoushika/seisaku/html/112a6.htm
女性の晩婚化の理由として、「仕事を持つ女性が増えて、女性の経済力が向上した」、(66.1%)、「独身生活の方が自由である」(54.1%)、「結婚しないことに対する世間のこだわりが少なくなった」(35.5%)、「仕事のためには独身の方が都合がよい」(30.7%)などと考えられているようです。一方、男性の晩婚化の理由は、「独身生活の方が自由である」(59.6%)が大きな理由となっているようです。
独身生活の利点 http://www.ipss.go.jp/syoushika/seisaku/html/112a7.htm
独身生活の利点として、男女ともに「行動や生き方が自由」と答えた人が圧倒的に多く、3人に2人はこの項目を挙げています。この他、女性では「広い友人関係を持ちやすい」(年次的に減少傾向 メメント)、男性では「金銭的に裕福」、「家族扶養の責任がなく気楽」などの項目が多くなっています。
出生数減少の理由 http://www.ipss.go.jp/syoushika/seisaku/html/112b3.htm
出生数減少の理由として、「子どもの教育にお金がかかるから」(58.2%)や「経済的に余裕がないから」(50.1%)、「仕事をしながら子育てをするのが困難だから」(44.7%)などの指摘が多くなっています。
子育ての楽しさ・辛さ http://www.ipss.go.jp/syoushika/seisaku/html/112b2.htm
辛さについて最も多く挙げられたことは、「子どもの将来の教育にお金がかかること」(43.9% 男47.2% 女41.2%)であり、次いで「子どもの相手は体力や根気がいること」(34.5% 男29.3% 女38.7%)、「自分の自由な時間がなくなること」(31.0% 男24.0% 女36.6%)などが続いています。