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(回答先: 自民が新理念・綱領案 試される憲法草案 改正に制約 保守色どこまで (産経新聞) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 3 月 15 日 05:25:34)
自民党 新理念・綱領案要旨
■前文
わが党はわが国の安全を守り、自由主義と議会制民主主義を確立し、経済的にも世界でもっとも豊かな国の一つに成長するまで主導的役割を果たした。経済成長は国際社会で脚光を浴びたが、半面、伝統や文化、美風といった「日本らしさ」が衰退していった。
国際社会は、中国を含むアジアの台頭、国際テロリズムの激化などで変容。従来型の発想とは異なる「新しい国家像」を国民に示し、国際社会の変化に応じることこそ、公党に希求された重大な使命だ。歴史、伝統、文化を尊重しつつ、国際社会の責任ある一員として積極的に活動する国家実現を国民に約する。
■理念
一、わが党は、すべての人々の人格の尊厳と基本的人権を尊重する、真の自由主義・民主主義の政党である。
一、わが党は、自国の安全は自らが守るという、気概と使命感を持ち、正義と秩序を基に世界平和を希求し、その実現に貢献する政党である。
一、わが党は、貧困・疾病・環境など人類が直面する課題の改善に貢献し、地球規模の共生をめざす政党である。
一、わが党は、常に長期的・国際的視点に立ち、日本の方向を定め、改革を断行し、また、直面する課題に対しても安易な迎合に堕することなく、強い責任感と実行力をもって対処する責任政党である。
一、わが党は、先人たちが築き上げてきた日本の伝統と文化を尊び、これらを大切にし、その発展をめざす政党である。
一、わが党は、政治は国民のものとの信念のもとに、都市・地方の幅広い支持のうえに立つ国民政党である。
■綱領
【新しい憲法の制定を】近い将来、自立した国民意識で新憲法が制定されるよう、国民合意形成に努め、党内外の実質的論議の進展に努める。
【高い志をもった日本人を】普遍的規範を身につけ、社会の基本となる家族の絆(きずな)を大切に、国を愛し地域を愛し、共に支え合う強い自覚の共有に努める。教育基本法改正とともに、国際感覚豊かな日本人を育む。
【小さな政府を】行財政改革を進め、簡省を旨とし、行政肥大化を防ぐ。国、地方の責任分担で地方分権を推進する。
【持続可能な社会保障制度の確立を】出生率向上を図り、国民が安心できる制度を確立する。
【世界一、安心・安全な社会を】犯罪急増やテロの危険性の高まりに断固たる決意で闘い、災害に強い国をつくる。
【食糧・エネルギーの安定的確保を】経済や国民生活安定に努め、食糧自給率向上に努める。
【知と技で国際競争力の強化を】中小企業の活力を重視、最先端技術の研究開発を推進する。
【循環型社会の構築を】自然も人も一体という思いから、地球規模の自然環境を大切にする。
【男女がともに支え合う社会を】男女が個性や長所を認め、責任を共有する社会を目指す。
【生きがいとうるおいのある生活を】ボランティア活動やスポーツ・芸術振興、高齢者や障害者の社会参加を促す。
http://www.sankei.co.jp/news/morning/15pol002.htm