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(回答先: NHK予算案、異例の視聴者向け説明…特番で橋本会長(読売オンライン) 投稿者 happyblue 日時 2005 年 1 月 30 日 00:16:34)
@橋本会長、特別番組で視聴者に謝罪(毎日インタラクティブ)
受信料不払いの急増で辞任したNHKの海老沢勝二前会長の後を受けて就任した橋本元一会長が29日夜、NHK総合テレビとラジオ第1で放送された特別番組「NHKの再生をめざして」に出演、「一連の不祥事で信頼を損なう事態となり、深くおわびします」と謝罪した。しかし海老沢氏ら3幹部が顧問に就任して3日で辞任したことについては「厳しいご批判をいただきました。視聴者の声に真摯(しんし)に対応してまいります」と触れただけだった。
橋本会長が視聴者に向けて謝罪したのは、就任後初めて。午後9時53分からの30分番組で、永井多恵子副会長も出演した。番組では受信料の減収で初のマイナスとなった05年度予算と、事業計画の内容を説明。さらに視聴者との対話の場を増やす▽視聴者の生の声を聞く機会を増やし、番組制作に生かす−−など、視聴者との触れ合いを大切にする姿勢を強調した。さらに、こうした目標に向けて、有識者懇談会の設置、コンプライアンス(法令順守)活動の強化などに取り組むことを説明した。【NHK問題取材班】
◇「肩透かしを食った感じ」服部・立教大教授
NHKの特別番組を見た服部孝章・立教大教授(メディア法)は感想を次のように語った。
肩透かしを食った感じ。予算説明をしながらその前後で反省を述べただけで、受信料の不払いを抑えようという意気込みも感じられなかった。自分が円滑な引き継ぎのために必要と言っていた海老沢前会長の顧問就任と辞任についても具体的な説明がなく、今までNHKが軽視してきた経営委員会の位置付けについても全く言及がなかった。番組では「受信料の公平な負担」と何度も言っていたが、その意味は分からず、具体的にどうするのか見えなかった。今後、世論調査を行うとか、視聴者からの苦情をホームページに載せるとか、具体的な取り組みへの説明が必要だった。
毎日新聞 2005年1月29日 23時08分
http://www.mainichi-msn.co.jp/geinou/tv/tv/news/20050130k0000m040088000c.html