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(回答先: 事故調と合同で現場検証 静岡県警ヘリ墜落事故 (東京新聞) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 5 月 04 日 19:03:28)
静岡ヘリ墜落 「3メートル手前なら…」 青ざめるアパート住民
静岡市清水区草薙の住宅街に三日、墜落した静岡県警のヘリコプター「ふじ1号」は二階建てアパートの屋根の一部を壊して大破した。現場は閑静な住宅街にあり、周辺住民の巻き添えは奇跡的になかったものの、あわや甚大な二次災害となるところだった。ヘリが衝突したアパートの住民らは「あと三メートル手前に落ちていたら死ぬところだった」と、声を震わせながら話した。
「バリバリという音がした後、ドーンという衝撃があった。交通事故か地震と思って、窓の外を見たら、川にヘリが落ちていた」
アパートの二階でテレビを見ていた会社役員、原忠さん(61)は、事故が起こった瞬間を、そう語った。ヘリの機体に「県警」の文字と、男性が一人投げ出されているのが見え、あわてて一一〇番通報したという。
ヘリの機体はアパート前にある川沿いの道路に墜落した。破片が散乱した後、しばらくして激しく燃え上がったという。住民らは、住宅への延焼を防ぐため、消火器を使った消火作業を行った。
ヘリは飛行中に異常が発生して墜落したものとみられ、現場近くで農作業をしていた農業、浅井義明さん(50)は、「ヘリの音が聞こえたと思ったら、しばらくして回転音がしなくなった。その後で、黒煙が上がるのが見えた」と語った。
また、買い物の途中で、墜落の瞬間を目撃した近くに住む女性(58)は「機体が頭を下に向けて、きりもみ状態で落ちていった。プロペラは回っていなかった。怖くて心臓の音がきこえるほどドキドキした」と、青ざめた表情で話していた。
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◆安全確保を指示
静岡県警のヘリコプター墜落事故を受け、警察庁は三日、全国の警察本部に対し、航空機の運航に関する安全確保を改めて指示した。
指示では、航空安全の確保は航空機運用の最優先事項▽飛行前、飛行後における確実な機体点検の実施▽気象条件、飛行経路上の各種障害物、予防着陸場所などの確実な把握−といった基本事項の徹底を求めている。
http://www.sankei.co.jp/news/morning/04na1001.htm