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(回答先: 電車転覆で数人死亡、50人以上けが マンションに激突、大破 兵庫県尼崎市 (東京新聞) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 4 月 25 日 11:11:02)
□同僚運転士ら「起きようのない事故」 [産経新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050426-00000035-san-soci
同僚運転士ら「起きようのない事故」
「新人運転士は研修で担当路線を徹底的にたたき込まれる。どこで何キロ出すかは体で覚えているはず」。JR福知山線の快速電車脱線事故で、JR西日本の同僚運転士らは一様に「普通に運転していたら、起きようのない事故だ」と首をかしげている。
同社によると、運転士を希望する社員は通常、駅員や車掌を経験後、約一年に及ぶ学科研修と見習いの期間を経て、資格試験に合格すれば独り立ちする。
見習い中は三年以上の経験を持つ運転士が同乗し、配属予定の電車区の路線を全線運転。どの場所で何キロまで出すか、何キロまで落とすかを徹底的に教え込まれるという。
ある運転士は「(配属先の電車区で行われる)資格試験は一キロでも速度を超過すれば中止になる。速度オーバーしていたら、自分でも分かっていたはず」と指摘する。
ただ、事故電車の運転士は、資格試験合格直後の昨年六月、決められた駅の停止位置から約百メートルオーバーランし、処分を受けていた。
オーバーした距離が五十メートルを超えた場合、運転を禁止され、給料から乗務手当も差し引かれた上、原因を厳しく追及される。
今回の事故直前に起こした伊丹駅でのオーバーランは約四十メートルで、ダイヤには一分半の遅れが生じていた。
別の運転士は「遅れを取り戻すため、運転士にできるのは、スピードを制限速度まで上げることしかない。オーバーランも二回目で、精神的にも動揺していたのかもしれない」と話していた。
(産経新聞) - 4月26日17時2分更新