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(回答先: 電車転覆で数人死亡、50人以上けが マンションに激突、大破 兵庫県尼崎市 (東京新聞) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 4 月 25 日 11:11:02)
□列車脱線、速度超過が主因か…県警が強制捜査へ [読売新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050426-00000104-yom-soci
列車脱線、速度超過が主因か…県警が強制捜査へ
兵庫県尼崎市のJR福知山線で25日朝、宝塚発同志社前行き快速電車が脱線、線路脇のマンションに激突した事故で、兵庫県警は、速度超過による人為ミスが主要因と判断、同日午後、尼崎東署に捜査本部を設置し、近くJR西日本を業務上過失致死傷容疑で捜索するなど強制捜査に乗り出す方針を固めた。
乗客の死者は計71人、負傷者は441人に上っている。
マンションにめり込んで大破した1両目に閉じ込められた人たちの救助活動は翌未明も続き、26日午前0時5分、事故発生から約15時間ぶりに女性1人を救出した。重傷だが意識はあるという。1両目にはさらに約10人が閉じ込められているとの情報がある。
死者数は1991年5月、滋賀県で起こった信楽高原鉄道での事故による42人を上回り、平成に入って最悪の鉄道事故となった。
県警は25日午後、事故車両や現場付近を実況見分。急な右カーブになっている線路の内側レールに、先頭車両の内側の車輪が浮き上がってできたとみられる傷跡を確認した。
県警は、高見隆二郎運転士(23)が速度を出し過ぎたため過剰な遠心力が外側にかかり、最初に先頭車両の内輪が持ち上がる形で脱線した可能性が高いとみている。
快速電車はオーバーランによる1分30秒遅れで運行しており、県警の聴取に対し、松下正俊・車掌(42)は「いつもより速度が出ている感じがした」などと証言。電車は脱線前、非常ブレーキがかかっていたが、ブレーキ作動5秒前から速度を記録する装置が電車に設置されており、県警などが分析を進める。
また、線路上に石が砕けたような白い粉が残されていたことについて、JR西日本は、石が電車にひかれた「粉砕痕」とし、線路上に複数の石が置かれていたと判断、置き石などの要因も重なって脱線に結びついた疑いがあるとし、同日夜、「粉砕痕」の写真を公開した。
しかし県警は、脱線時に先頭車両が巻き上げた石を、後続車両がひいた跡の可能性があると見ている。
今回の事故で亡くなったのは男性39人、女性32人。重傷は138人、軽傷303人で、計33病院に搬送された。
1両目に閉じ込められている人に対しては、医師が車内に入って治療している。このうち2人は水を回し飲みするなどしっかりした様子だという。高見運転士も1両目に閉じこめられたままとみられている。
(読売新聞) - 4月26日7時16分更新