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造船など6社65人 アスベスト死
石播、三菱重の従業員ら
石川島播磨重工業、三菱重工業、三井造船、川崎造船、川崎重工、日本車両製造は十三日、造船所や鉄道工場の元従業員ら計六十五人がアスベスト(石綿)が原因とみられる中皮腫などで死亡していたと発表した。
船舶は石綿を含む断熱材などを使っており、従業員は建造や補修の際に吸い込んだとみられる。鉄道車両の製造でも断熱材を使っていた。三菱と川崎造船で認定申請中の三人を除き、いずれも労災認定を受けている。
石播では旧呉第一工場(広島県呉市)十三人、旧東京第一工場(東京都江東区)六人、相生工場(兵庫県相生市)一人の計二十人が死亡。うち十九人が中皮腫で一人が肺がんだった。
三菱の死亡者は神戸造船所(神戸市)九人、下関造船所(山口県下関市)と横浜製作所(横浜市)各三人、長崎造船所(長崎市)と高砂製作所(兵庫県高砂市)各一人の計十七人。十四人が中皮腫で、肺がんと肺線維症、じん肺が各一人。ほか療養者が六人いるという。
三井では玉野事業所(岡山県玉野市)の十二人、千葉事業所(千葉県市原市)と旧大阪事業所(大阪市住之江区)各一人の計十四人が死亡。中皮腫と肺がんが七人ずつだった。
川崎造船は四人が神戸市、一人が香川県坂出市の造船所で働いていた。川崎重工は神戸市の車両工場の八人でうち一人は十二日に死亡が明らかになっていた。日本車両は埼玉県蕨市の車両工場の元従業員一人。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20050714/mng_____sya_____010.shtml