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(回答先: 警固断層の観測強化 九州大 微小な揺れの「感知網」設置(西日本新聞) 投稿者 シジミ 日時 2005 年 4 月 28 日 05:46:46)
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/news003.html
福岡市沖の博多湾から福岡県筑紫野市まで約二十二キロ走る「警固断層」が、北西方向にさらに約二・五キロ長いことを、東大、高知大などの研究班が三十日、確認した。警固断層は福岡市の市街地から博多湾に向かって約六キロ延びていることになり、四月二十日の最大余震後、南東方向に延びた福岡沖地震の余震震源域と、一部重なるという。
研究班によると、警固断層はこれまで、福岡市中央区の海岸から北西方向に約三・五キロ延びていることが確認されていた。しかし、その先は未調査だったため、今回、海底の地質構造を探る音波探査を実施した。
警固断層の延長上に当たる博多湾内を、長さ約四キロにわたって探査。その結果、七地点で地層の食い違いを確認し、断層が約二・五キロ長かったことが分かった。ただ、福岡沖地震で延びたものではなく、従来あった断層を確認したものという。
警固断層と福岡沖地震を起こした断層との関連について、研究班の島崎邦彦・東京大教授(地震学)は「同じ断層帯の、一連のものとみていいのではないか」と分析する一方、関連はないとの見方もあり、評価が分かれている。高知大の岡村真教授(地震地質学)は、「六月には海底の堆積(たいせき)物を採取して、警固断層が最後にいつ活動したかを探りたい」と話している。