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(回答先: 警固断層 海側2.5キロ長かった 高知大など調査団確認 (西日本新聞) − 福岡沖地震の余震震源域と一部重なる 投稿者 シジミ 日時 2005 年 5 月 01 日 09:38:16)
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/news002.html
古い時代の断層とされていた、福岡市東部を走る「海の中道断層」「石堂断層」が、地震を発生させる活断層である可能性が高いことが二日、高知大などのグループによる調査で分かった。両断層の存在は確認されていたが、現在は活動していない断層とみられていた。これらの断層の活動と福岡沖地震との関連について調査グループは「現段階では不明」としている。
福岡沖地震後、両断層付近の博多湾内を震源とする余震が多発。四月二十五日には、石堂断層付近の福岡市街地直下を震源とする有感地震も発生した。調査グループは、博多湾内で海底の地質構造を探る海底音波探査を実施。海の中道海浜公園(福岡市東区)の東方沖で、断層のずれにより生じた約二メートルの地層の食い違いを複数確認した。ただ、「福岡沖地震後に両断層が動いた形跡はない」(岡村真・高知大教授)という。
一方、調査グループは、福岡市から博多湾に約六キロ延びていることが分かった「警固断層」の延長上の志賀島(東区)の南側にも活断層があることを新たに確認。警固断層の地盤のずれ方とは違いがあるため、警固断層の一部かどうかは分からないという。
調査グループには高知、東京、大分、広島工業の四大学の研究者が参加。六月には博多湾の海底の堆積(たいせき)物を採取して、警固断層などが最後にいつ活動したかを探る。