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(回答先: ビッグバン直後の宇宙は液体 投稿者 かずや 日時 2005 年 4 月 19 日 12:56:45)
誕生直後の宇宙は「液体」 国際研究チーム発表
http://www.sankei.co.jp/news/050419/sha048.htm
誕生直後の宇宙は液体だったと、広島大や東京大、米ブルックヘブン国立研究所などの国際チームが19日までに、米物理学会で発表した。従来は、宇宙初期の状態は気体と考えられていたのを覆す成果。
宇宙は約140億年前にビッグバンで誕生。その100万分の数秒後は、物質を構成する基本物質のクォークとグルーオンが自由に動き回るクォーク・グルーオン・プラズマ(QGP)と呼ばれる状態だったとされる。
国際チームは、ブルックヘブン研究所にある一周3・83キロの円形加速器RHICを使用。光速近くに加速した金の原子核同士を正面衝突させて高温、高密度状態をつくり出し、QGPを再現する実験を進めてきた。
衝突後、高温状態の物質から陽子などの粒子が飛び出す方向を調べたところ、真横に飛び出す粒子が多かった。飛び出し方のパターンは、金の原子核の衝突でラグビーボール型をしたQGPの「火の玉」が発生し、それが粘り気が極めて少ない液体だとして計算した結果とほぼ一致。宇宙の初期は、いわば究極のサラサラの液体だったらしいと分かった。(共同)
(04/19 14:48)