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(回答先: 韓国:全国各地で地震発生 恐怖に包まれた市民 (朝鮮日報) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 3 月 21 日 01:29:04)
地震予報システム作動せず 災害対策に不備
昨年末、インドネシアやタイなど東南アジアを襲った津波の悪夢が、20日午前に韓半島を襲った。
幸い、人命被害のような大きな被害はなかったものの、気象庁が地震・津波注意報を地震発生27分後になってやっと発令するなど、地震・災難予報システムが作動していないという批判が起きている。
今回の地震で津波が発生していたとすれば、とてつもなく大きな被害が生じた可能性もある状況だったからだ。
地震関連の放送も、地震発生14分30秒後にテロップを流したKBSが最も早かった。日本の場合、地震発生直後から自動警報システムによってテロップが流れることになっている。
20日午前10時53分頃、日本・福岡の北西方面45キロメートルの海域でマグニチュード7.0の地震が発生、釜山(プサン)、ソウルなど全国で建物が揺れたほか、市民が驚き避難するなどの騒ぎが起こった。
気象庁はこの日午前11時20分、南海岸、東海岸、済州(チェジュ)に津波注意報を発令し、午後12時30分に注意報を解除した。気象庁は「地殻が垂直に動いたインドネシア地震の時とは違い、今回は地殻が水平に揺れた上に、水深が300メートル程浅く、津波が発生しなかった」と説明した。今回の地震により、日本だけで150人余が負傷し、民家20軒余が倒壊したと集計された。九州地方でも震度6.0以上の地震が発生したのは1997年5月以来、8年ぶりのこと。
今回の地震は震源地が韓半島から170キロメートル以上離れており、慶尚(キョンサン)南道・北道一帯がマグニチュード4.0、全羅(チョンラ)南道・北道が3.0、忠清(チュンチョン)道以北が2.0程度の揺れを感知したと気象庁は分析した。
気象庁は地震発生後15分以内に各種の注意報が発令されるようになっているが、この日の注意報の発令はこれより約12分も遅かった。気象庁・地震担当官室は、「震源と国内に与える影響などを分析したため、多少遅くなった」と弁明した。
しかし気象庁が津波注意報を発令した11時20分時点からわずか10分後の11時30分に南海岸を津波が襲っており、事実上、有名無実な注意報だったと専門家は指摘した。
暻園(キョンウォン)専門大学・消防安全管理学科の朴炯柱(パク・ヒョンジュ)教授は、「緩慢な防災認識を露呈した代表的なケース」と話した。
気象庁は「装備や人材などを補充し、2007年までに発生10分以内に各種の注意報・警報を発令できるようにする」とした。
東京=チョン・クォンヒョン記者
李衛栽(イ・ウィジェ)記者
ホーム > 社会 記事入力 : 2005/03/20 20:36
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