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(回答先: ホロコースト・プロパガンダと排他的民族主義 投稿者 たけ(tk) 日時 2005 年 3 月 13 日 15:19:46)
プロパガンダは小銃やミサイル、爆撃機と同様な武器であり兵器である。この武器は
敵国の国民に対してのみではなく友好国や自国の国民に対して使用される。また戦時のみ
ではなく戦前・戦後においても使用される。平和な時代であってもプロパガンダという
武器・兵器はあらゆる権力が使用している。
プロパガンダは悪だろうか。いや、小銃やミサイルそれ自体が悪ではないように悪ではない。
プロパガンダの目的は、一般の武器・兵器と同様に、治安と平和、社会の平安を護ることにあ
る。これは破壊・殺傷能力は殆ど無く、一般の武器・兵器に比較して遥かに人道的兵器である。
プロパガンダで勝敗がついてしまえば通常の武器・兵器は使わなくて済む。
屍骸に溢れたドイツの収容所を解放した連合軍やソ連軍、同朋の悲劇を知ったユダヤ人達、
またそのような状況を知らされたドイツ人も、「このような悲劇は二度と繰りかえしてはなら
ない。このような戦争は二度とおこしてはならない。」と自分の神にも、また天や地にも誓っただろう。
戦後のホロコースト・プロパガンダはこのような不戦への決意から始まった。ファシズム(国家
社会主義)を徹底的に排除した戦後社会のためにはホロコースト・プロパガンダは必要だったのだ。
ホロコーストのでっち上げも平和のための方便であると、イギリス・アメリカ、また社会主義陣
営、またドイツ国民も「納得した。」のだった。ユダヤ人にとってもシオニズム達成のためには
ホロコースト・プロパガンダは不可欠だったろう。ユダヤ人にはユダヤ国家が必要でありまた
ユダヤ人以外の国家(イギリス、アメリカ、フランス、ドイツ、ソ連など)にとってもユダヤ人
国家が必要だった。(ユダヤ人は自分の国で暮らして欲しい。)
戦後も50年を過ぎ、ホロコーストがプロパガンダであったと気が付いた人達と、未だ気が付か
ないでいる人達がいる。私はパソコン通信(PCーVAN)でホロコースト・プロパガンダを
知った。だが声高にホロコースト・プロパガンダを暴くことにそれほど意味があるとは思えない。
そんなことは知る人は皆が知っていることだろう。そのなかの一部の人達が鬼の首でも捕ったよ
うに騒いでいるだけなのだ。ホロコースト・プロパガンダのお陰でファシズムは抑えられてきた。
曲がりなりにも平和は護られてきたのだ。ユダヤ人はユダヤ国家建設に成功した。パレスチナ人の
犠牲を無視して良いという意味ではない。パレスチナでの彼らの共存・共栄はホロコースト・プロ
パガンダとは異なった次元の問題である。木村氏のような反シオニズム(ユダヤ人諸悪の根源論)
の立場でホロコースト・プロパガンダを暴くことは火に油を注ぐだけだと思う。