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(回答先: それから(6) 投稿者 西岡昌紀 日時 2005 年 3 月 05 日 22:25:26)
しかし、可笑しかったのはその一瞬だけで、院長たちの脅しは、この時から
本当に物凄いものに成りました。院長の横に居た事務職員が、「もう病院を
やめるしか無い。」等と言い出しました。私は、病院を首に成っても構わないと
思っていましたので、その事自体は何とも思いませんでしたが、彼らの脅し方が
余りにも異常だったので、この辺りから本当に怖く成り始めた事を記憶して
居ます。
そして、そんなやり取りがそこで一時間くらい更に続いたでしょうか。
一旦、院長室を出た私は、その時の「査問」が余りに恐ろしかったので、
再び、公衆電話から木村さんに電話を掛けました。そして、彼らが言った
言葉を木村さんに伝えると、木村さんは驚き「それは、絶対に言っては
ならない言葉だ。労働争議で、勤務時間外の事を理由に解雇するなどと
言ったら、言った側は一発で負けるんだ」と教えて下さいました。
私は、そうかと思いましたが、逆に、法律に詳しい彼らが、そんな
「絶対に負ける」と木村さんが言った様な脅しをしてまで、私の発言を
封じようとしている事に、今、この病院のトップに掛けられている圧力は
普通の圧力ではないと思わずに居られませんでした。
それからも、そう言う事が延々と続いたのですが、間の悪い事に、私は、
その日、当直に当たっていました。ですから、こんな事を経験しながら、
その病院から、翌日の朝まで出る事が出来無かったのです。
(続く)