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V・E・フランクル『識られざる神』では…
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人間のなかには、天使となる可能性も悪魔となる可能性も存するのです。
なぜならばわれわれが識るに至った人間とは――そして事実、われわれはおそらくこれまでのどんな世代の
人びとよりも人間というものを識るに至ったのですが――人間とは、ガス部屋を発明した者なのですから。
ところがそれと同時に、人間とはこのガス部屋のなかへ昂然として、ラ・マルセイエーズとか祈りの言葉とかを
口ずさみながら、はいって行った者でもあるのですから。
-------以上はV・E・フランクル『識られざる神』 p.122(実存分析と現代の諸問題)より 【傍点だらけです】
※たまたま所持していた本にこれがありました。
フランクルを「神聖化」までする気持はさらさらなないし、今はただ真実に迫ろうとする中で見えて
くるものに注目していますが、フランクルの著作物が持つ影響力は大きいでしょうね。
何かこの件に関しては批判資料とかあるんでしょうか。