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「マルコポーロ」廃刊事件から10年が経ちました。あの事件の切っ掛けと成った、
「マルコポーロ」1995年2月号の記事「戦後世界史最大のタブー『ナチ・ガス室』
はなかった」の筆者として、一言御挨拶をさせて頂きます。
数日前、木村愛二さんから、阿修羅にホロコースト板が立ち上げられた事を聞きまし
た。そこで、早速覗いてみると、こんなにも多くの方がこの問題を議論しておられるので、非常に驚かされました。皆さんの活発な議論を期待し、私自身、時々覗いて、大いに勉強させて頂きたいと思ひます。
さて、折角の機会ですので、あの事件について、幾つか述べたいと思ひます。
先ず、既にパソコン通信や1997年に出版した自著「アウシュウィッツ『ガス室』の
真実・本当の悲劇は何だったのか?」(日新報道)などにおいて、繰り返し述べている
事ですが、私が「マルコポーロ」に寄稿した記事(「ナチ『ガス室』はなかった」)の
文中には、誤った記述や曖昧な表現が幾つも有りました。特に、サイクロンB(チクロンB)の物性について、私は、青酸ガス(シアン化水素)の遊離に長時間を要する事を
毒性の低さと誤解し、又、加熱を必須の操作の様に述べるなどし、誤った事を書きました。この事については、既に「マルコポーロ」廃刊直後から、何度も訂正とお詫びを申し上げて居ますが、今回立ち上がったこの板においても指摘が有るので、改めて、当時の私の誤りをここで明らかにし、お詫びを申し上げます。その上で申し上げますが、私
は、「マルコポーロ」廃刊事件(1995年)から2年後に、そうした自分の誤りを訂正する事をも目的の一つとして、単行本(「アウシュウィッツ『ガス室』の真実」)
を発表しておりますので、私の見解については、この1997年の単行本の記述に即して、御批判等下されば、と思ひます。