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(回答先: 近頃はどこも風格のある人が少ないですね 投稿者 真理を愛する者 日時 2005 年 3 月 08 日 06:00:59)
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成17年(2005年)3月8日(火曜日)
通巻第1058号
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さようならSONY、日本的経営の死
ゴーン・ウィズ・ゴーンの二の舞になりませんように
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ソニーの出井伸之会長(CEO)と安藤国威社長が退任、新たにハワード・ストリンガー副会長が会長兼CEOに、中鉢良治副社長が後任社長となる。このニュースは産業界に大きな衝撃をもって迎えられた。
出井体制の十年間、SONYは業績が低迷したうえ、デジタル家電への取り組みに決定的に乗り遅れ、また創業の精神を忘れたかのように「コンテンツ重視」などと訳の分からない事業の多角展開のため、投資家の人気が冷え込んだ。
外国人のトップはソニーの創業以来、初めてである。まさか、日産を追随ですか?
「風とともに去りぬ」は”GONE WITH THE WIND”。
ならば日産はいずれ”GONE・WITH・GONE”?
しがらみのないゴーンを呼び寄せて資産売却、子会社孫会社を無慈悲に見捨て、大幅なリストラを図って「再生」した日産の真似をしようというわけだ。
ストリンガー新会長は米国CBSを経て、97年5月にソニーの米国法人社長になった。とくに音楽、映画のソフト部門を手がけ、メトロ・ゴールドウィン・メイヤー(MGM)を買収した立て役者。おそらくリストラに容赦はないだろう。嘗て日本経済を牽引したSONYの時代は終わったようだ。
◎宮崎正弘のホームページ http://www.nippon-nn.net/miyazaki/