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(回答先: 西武株虚偽記載 証取法違反の疑い 東京地検、関係先を捜索 (産経新聞) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 3 月 03 日 17:14:11)
ドン、ついに落日 堤前会長逮捕
「責任追及は当然」グループ社員ら憤りの声
西武鉄道の有価証券報告書虚偽記載事件で、逮捕されたコクド前会長の堤義明容疑者(70)。約四十年にわたり続いた身勝手な市場軽視に、関係者からは「責任の追及が必要」との声があがっている。西武グループ社員やOBらからも、「刑事責任を問われるのは当然」と厳しい声が出ている半面、依然として堅く口を閉ざす現役社員もいた。「堤帝国」と呼ばれた西武グループに君臨したドンの落日に、関係者は複雑な表情を隠せなかった。
約十年前に西武鉄道を退任した元役員は、「来るべき時が来たということ。何事も堤さんの了解なしには進まないグループだから、いいことも悪いことも堤さんが『知らなかった』は通らないでしょう」と断定した。
コクドの元役員は、「コクド・西武がこのような日を迎えるとは思わなかった」と振り返った。そして、「堤さんは一種特殊な環境のなかで育ち強烈な帝王学を身につけたが、『堤家的常識』と世間の常識とはかけ離れてしまった」と話す。
また、西武グループと付き合いのあった元銀行員は、「コクドは未上場の会社だから情報開示しないとよく言われるが、そうではない。未上場だろうと上場していようと、情報開示に積極的になるような雰囲気は最初からなかった」と語る。
西武鉄道の元役員は「戦後、これだけの巨大グループになったにもかかわらず堤さんに諫言できる本物の側近、本物の番頭がいなかった。堤さんの意を酌める人でないと出世なんてできるわけない。結局、周囲はみんな自分の身がかわいいサラリーマンだったということでしょう」と話す。
しかし、一方で、「言いたいことはあるが、堤さんの影響力が消えてしまったわけではない。コクドの大株主であることには変わりなく、正直言ってまだ怖い」と話すグループ会社の役員も。
西武鉄道OBは「前会長の周辺にいた役員に改革などできるはずもなく、もはや銀行から送り込まれてきた人たちが頼り。現役社員には大きな痛みが伴うことになるだろうが、なんとか再生めざしてがんばってほしい」と話した。
http://www.sankei.co.jp/news/evening/04nat001.htm