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日銀、5000億円緊急供給 金融緩和姿勢を強調 (共同通信)
日銀は3日の短期金融市場で、大手金融機関に対し、5000億円規模の資金を緊急供給した。緊急供給は新紙幣発行に伴う資金需要に対応した昨年11月1日以来約4カ月ぶり。
日銀の量的金融緩和政策の目安である日銀当座預金残高が目標下限の30兆円を割り込みかねない状況となったため、異例の資金供給を実施し、デフレ克服に向け、現行の金融緩和姿勢を強調する狙いがある。
当座預金残高目標は現在30兆−35兆円程度。目標の下限を割り込めば、日銀が金融引き締めに転じたとの憶測が市場で広がり、長期金利が上昇、景気に悪影響を与える恐れがある。
[ 2005年3月3日11時56分 ]
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/nichigin.html?d=03kyodo2005030301000886&cat=38&typ=t