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(回答先: 危険な状態になりつつある中国関係 (Nevada経済速報2月25日) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 2 月 26 日 01:35:23)
中国、外国首脳招かず 9月の抗日戦勝60周年式典
中国は今年9月に予定する「抗日・世界反ファシズム戦争勝利60周年」の記念式典に、外国首脳を招かない方針を決めた。共産党関係者によれば、日本を含む第2次大戦当事国の首脳を招待する案も出ていたが、靖国参拝問題を抱えたまま小泉首相を招くのは現実には難しい、と党指導部が判断したためという。
計画では、日本が降伏文書に調印してから60周年にあたる9月2日の翌3日、北京の人民大会堂で式典を開き、党指導部や元兵士、華僑代表らが出席する。
95年の「50周年」式典も同様の出席者だったが、党関係者によると、今回は式典に米英仏ロなど第2次大戦の連合国や、当時の「ファシスト」国だった日独など各国の首脳を招き、世界に平和をアピールしたい、という意見が党中央に出されていた。内部で検討されていたが、1月下旬の党政治局会議で、外国首脳は招かないとの結論が下されたという。
ロシアが5月に開く対独戦勝60周年記念式典には、シュレーダー独首相が出席して「和解」を演出する。一方、中国にとって靖国問題で中国国民の反発が強い小泉首相の招待は現時点で難しい。「日本が参加しない限りロシアの式典との差が目立つし、二番せんじの式典では各国の要人を招きにくい」(党関係者)と考慮されたという。
10年前の「50周年」では、当時の江沢民国家主席が愛国主義キャンペーンを進め、「抗日勝利」を題材にした映画や特集記事などが目立った。これに比べ今回は、党・政府が積極的に愛国主義を宣伝する雰囲気は今のところ強くない。
共産党筋によると、「今年の対日関係は『慎重』がキーワード。もめ事は起こしたくないのが当局の本音だ」という。胡錦涛国家主席が昨秋、小泉首相に「来年は『60周年』の敏感な年だ」と述べて靖国参拝の自重を促したのも、国内の反日感情の過熱を避けたい意図があったとされる。
国務院(政府)関係者も「60周年の記念活動が抑え気味なのは、現指導部がナショナリズムの行き過ぎを警戒している表れだ」としている。とはいえ、夏ごろには民間を中心に反日活動が盛んになるとの見方も強い。
26日06時05分 海外一覧
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