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(回答先: 外堀埋まり堤氏“白旗” 西武再編案受け入れ (東京新聞) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 2 月 26 日 08:34:23)
西武再編、堤氏が了承
経営への影響力、大幅低下
西武グループの中核会社コクドの大野俊幸社長は二十五日会見し、大株主の堤義明前会長が、同社の分割を含む西武グループ経営改革委員会(諸井虔委員長)がまとめたグループ再編案を承認したと発表した。堤氏の経営への影響力は大幅に低下、西武グループの再編は一気に加速する。
コクドが発表した堤氏のコメントによると、堤氏は有価証券報告書の虚偽記載問題などで信頼が失墜した事態などについて謝罪。「コクド・西武鉄道一体再生」の方向を承認するとし、コクドの分割に異議を唱えなかった。大野社長は「経営を任されたので、難局を乗り切りたい」と語り、改革委の諸井委員長は同日、「西武グループの再生に向けての大きな一歩だ」として、歓迎するコメントを発表した。
改革委は今年一月二十八日に再編案を発表。コクドを主に創業家の資産を管理する「旧コクド」と、事業会社の「新コクド」に二分割し、新コクドを西武鉄道と合併させプリンスホテルも合流させる。合併後の新西武に千五百億−二千億円規模の資本増強をする。コクドの分割、合併や資本増強により堤氏の新西武への影響力は排除されるが堤氏はコメントで「熟慮を重ねた結果、一体再生しかないと理解するに至った」と説明した。
大野社長は二十五日午前九時ごろ、堤氏から連絡を受け同十一時ごろ都内で面会。堤氏が口頭で話した内容を、大野社長がコメントにまとめた。大野社長によると、堤氏は最近手術を受けたが同日は入院中ではなく、ソファで面会したという。
■堤氏「誠に申し訳ない」
大野俊幸コクド社長が公表した堤義明前会長の発言の要旨は、次の通り。
このような事態を招いたことについて、誠に申し訳なく思っています。西武グループ経営改革委員会から示された「コクド・西武鉄道一体再生」の方向について承認します。地域経済や従業員の雇用について、そして一般株主の皆様のため早期に再上場を果たすべく熟慮を重ねた結果、一体再生しかないと理解するに至りました。その方向にのっとった再建にご尽力いただくよう、お願いします。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kei/20050226/mng_____kei_____002.shtml