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(回答先: ニッポン放送株問題 グループ擁護へ結束 長期的な視野で判断 「既存株主にも影響ない」 (産経新聞) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 2 月 24 日 05:17:18)
新株予約権の効果は!? 保有株比率50%超可能に
ニッポン放送がフジテレビジョンに対して新株予約権を発行することを決めたが、敵対的なM&Aの防衛策としてどの程度有効なのか。Q&A方式でまとめた。
Q 今回の仕組みは
A ニッポン放送がフジテレビだけにあらかじめ決めておいた価格で、新株を取得できる権利を与えるという内容。フジが権利をすべて行使すると、最大で四千七百二十万株を新たに取得することになり、発行済みの総株式数が二・四倍の八千万株に増える。この結果、フジが実施中の公開買い付け(TOB)が最低目標の25%超だったとしても、フジは最大約70%超の株式を保有する親会社となる。
Q ライブドアへの影響は
A ライブドアが保有する40%弱の株式は15%程度に薄められ、影響力が大幅に低下する。仮にライブドアが残りの株式を買い集めても30%程度にしかならず、特別決議を拒否できる33・4%(議決権ベース)にも届かない。
Q 新株予約権の行使はいつするの?
A 行使は三月二十五日から六月二十四日までの期間にすればいい。その間にライブドアがニッポン放送株をフジテレビに売却などすれば、行使しないで済む。すべての新株予約権を行使すると、TOBなどを含め最大で約二千八百億円の費用がかかる。ただ、TOBが25%で終了した場合、三月末までに50%超にするには半分の約一千四百億円で済むという。
Q 問題点は
A 新株の発行は本来、財務体質の改善や事業拡大に利用され、買収阻止や特定株主の力を弱めることは想定されていない。このため、ライブドアが裁判所に発行の差し止め請求をする可能性がある。
http://www.sankei.co.jp/news/morning/24kei003.htm