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(回答先: ライブドア、きょうにも仮処分申請 (産経新聞) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 2 月 24 日 05:14:30)
ニッポン放送株問題 グループ擁護へ結束 長期的な視野で判断
「既存株主にも影響ない」
メディア事業への参画を狙ってニッポン放送株を買い進めるライブドアに対し、フジテレビジョン、ニッポン放送がグループ全体を守る戦略を打ち出した。記者会見でのやりとりは次の通り。
◆◇◆
−−発行済み株数を大幅に上回る株を発行するのはなぜか
天井邦夫ニッポン放送副社長「定款で発行できる株式数は八千万株、発行済みは三千二百八十万株だ。枠いっぱいとなると、あと四千七百二十万株あるということになる」
−−支配権の争奪目的で増資をするなら、商法違反で、発行差し止めの対象になるのでは
亀渕昭信ニッポン放送社長「普通なら、株主が変わっても会社の価値は変わらないと思う。しかし、フジサンケイグループかそれともライブドアかで、会社の価値は大きく変わる。ライブドアが親会社になると企業価値は大幅に棄損される。フジサンケイグループの一員にとどまれば企業価値の維持、向上を図れる。今回の経営判断は必要不可欠。予定通りフジテレビの子会社となって、事業基盤を強化するのがベストだ」
−−主として新株発行の際に特定の第三者に低い価格で発行する有利発行にあたるのでは
天井氏「価格はフジテレビとニッポン放送とは完全に独立した第三者の専門の会計士に鑑定してもらっている。この金額(TOB価格と同じ五千九百五十円)は決して有利発行ではないと信じている」
−−なぜ普通の第三者割当増資ではなく、新株予約権なのか
天井氏「フジテレビの株式公開買い付け(TOB)の期間中だ。三月二日の株式公開買い付け最終日まで、どの程度の方が応募するかの出来具合によって、フジテレビが過半数を維持するために必要な数量が変わる。総額は決めたが、引受数量は変わってくる。このため、新株予約権とした」
−−既存株主にとってダメージはないか
天井氏「現在、フジテレビによる株式公開買い付けの期間中で、既存株主はフジテレビが引き受ける五千九百五十円とまったく同じ値段で応募することができる。応募するしないは別として、少なくとも既存株主が損をすることにはならないと信じる」
−−今回の発表は実質的に勝利宣言と受け止めていいか
日枝久フジテレビ会長「企業価値を守ることが、ステークホルダー(利害関係者ら)に対する責任。勝ち負けというのは考えていない」
−−ライブドアの傘下になるのはどうして駄目なのか
亀渕氏「長期的な経営に結びつくかどうかも重要な判断材料だ。当社の経営方針や従業員、スポンサー、関係団体、取引先とライブドアは円滑にやっていけるだろうかと検証した。円滑にやっていけないと企業価値は当然、下落するだろう」
−−訴訟になれば、長期化の可能性もある
日枝氏「(訴訟の)長期戦をのぞんでいない。しかし、堂々と(訴訟を)受けてまいりたい。司法の場で、今度の一連の買い付けを含めて全体像として、司法の場では判断されることだろうと思う。それを世に問いたい」
http://www.sankei.co.jp/news/morning/24kei001.htm