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Nevada経済速報2月22日(火)11:15
...2005/02/22(Tue) 11:24:29...
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企業買収は悪か?
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経団連の奥田会長は、現在騒がれています買収問題(ニッポン放送・ライブドア)で、以下のような発言をしています。
『企業経営者は、自分の会社の株価と出来高は毎日見て、買収に対する防衛策を怠りなくすることだ。今後はこうしたケースはどんどん出てくる時代になるので、十分な防衛策を考えておくべきだ」。
「日本で一番大きな時価総額のトヨタ自動車でさえ防衛策を考えているのだから、小さな会社の経営者は考えておく必要がある」
株式を公開しているということは、このような被買収リスクがあることは以前から分かっていたことであり、この点につきましては、以前【2002年12月1日号 経済レポート(4.株式非公開化の勧め)】と【2004年2月1日号 経済レポート(5.買収合戦でどうなる日本企業)】にて警鐘を鳴らして、上場会社には非公開化の勧めをしてきました。
ところが、その後殆どの企業経営者は何もせず、ただ持ち合い解消だけを進め、結果、膨大な株が市場に放出され、これが今の買収問題の<基>になっているといえるのです。
200円台からお奨めしてきました【中北製作所】などはその典型です。
いまや筆頭株主が外資に変わり、株価も950円まで上昇してきておりますが、この先、更に買占めが進められ、この【中北製作所】が存続できるかどうかという問題にまで発展することになります。
某造船と合併して新たな出発を切るのか、それともばらばらにされるのか?
外資がその命運を握っているとも言えるのです。
解散価値を下回っている以下の会社【キング(大証8118)】、【広栄化学(大証4367)】、【タイガースポリマー(4231)】は、業績もまずまずであり外資に狙われた場合、一気に飲み込まれていくでしょう。
すでに外資が株を集めているところもあり、今後企業経営者の中には青くなるところも出てくる筈です。
買う側と買われる側の攻防は3月末を迎え、激しくなると思います。
※転送・転載厳禁
http://www.collectors-japan.com/nevada/wr_sokuhou_fr.html