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(回答先: 買収合戦でどうなる日本企業、“餌食”になる企業が続出することになる ( Nevadaワールド・レポート04年2月1日) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 2 月 22 日 13:58:20)
インベスト・バンクには、多くの種類が在り、また、歴史の古いものも、新しいものもあり、さらに、ビジネス・コンセプトも多く違いがあり、コマーシャル・バンクしか知らない、多くの日本人の議論は、これらを、全て、『ハゲタカ』のように思っている節もあり、とても、幼稚で危ない気がします。イスラムの銀行は、伝統的な考え方では、利子を取りませんから、むしろ、投資銀行のみになりますが、勿論、金貸しは存在します。また、近代以降、利子を認める理論が通説ともなっていると言えるでしょう。
JPモルガンやリーマンのような銀行と、CITI BANKのビジネス・モデルも、他とは異なると思われます。さらに、シカゴ系の投資バンクも、特殊なモデルを持っており、また、所謂『ハゲタカ』と呼ばれる分類に当てはまるシステムを得意とするものも、勿論、あります。
ハゲタカと『言われる』システムも、基本的には、リスク・マネジメントに、高度なテクニックがあるから、一般人がリスクが在ると思われる商品(企業)を、知的な操作によって、生まれ変わらせる可能性を高めるものです。
また、日本でもてはやされているMBAという評価も、ビジネスの基本を学んだ証拠でしかなく、それほど、重要な知識を所有している訳でもありません。どこでも良いから、どこかの法学部、経済学部を出た程度の評価です。
また、今日の経済を語るためには、少なくとも理数系の大学院卒程度の数学的素養が必要で、これを、『サルでも分かる』的手法で分かった気分になるのは、非常に危険です。つまり、誤解してしまいます。