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(回答先: なるほど。「沈黙」こそが最も存在感を訴える手段なのかもしれませんね。/青い血について 投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2005 年 6 月 06 日 23:13:26)
バルセロナさん、まいどです。
ラルーシュは常に監視ターゲットになっているようですし、ここで正面からオプス・デイとシオニストを持ち出すと非常に面倒なことになるのは、端から見ていても明らかだと思うので、これを避けているという実利的な側面もあるんじゃないですかね。
本人は度胸を据えて、やられてもかまわないくらい考えているかもしれませんが、周りの「若い衆」の安全も気にしているそぶりはありますしね。
ブルーブラッドという言葉の定義は、ちゃんとやったら膨大なことになると思います。
今のところ、私はほとんど文学的な意味で使っています(笑)。
つまり、一般的に支配階級にある(あった)王族に連なる血統の人たちというところです。
直感的に、この青い血は我々の赤い血とは「異なる」種族の存在を示唆しますけど、これは文学的を越えてある種の真実を含んでいるのだろうという推測も持っていますが。
支配のピラミッドを登るほど、血統に拘る傾向が強くなって、より閉鎖的なコミュニティーを形成するという事実も、彼等が「血」というものにかなりの思い入れなのか、なんらかの遺伝学的根拠を持って接しているというのは事実だと思います。
ユダヤ教にも血統を重んじる要素があると思いますし、ハザール人の特徴は「冷酷」でもあったと言われています。この英語のブルーブラッドという言葉の起源は良く知りませんが、ユダヤ教に改宗したハザール人の支配階級というのは、私には「青い血」を連想させます。
勿論、ヨーロッパの王族もブルーブラッドと呼ばれますが、ここにはなんらかの関連があるんじゃないかと思っています。このような王族が拡がったのも、中世の「暗黒時代」が終わってルネサンス以降のことじゃないでしょうか。
この16世紀あたりに、ベネチアが勃興し同時期にイエズス会も結成されていますが、一方は「黒い貴族」、一方は「バチカン」に関わっています。この2つの流れが、同じ血統の人種サークルだったとしたら、ラフに言ってナチのラットラインを経由してシオニズムを形成しながら、ロンドンとバチカンの大茶番が行われてきた、なんてことになりかねない。
これが本当に、なりかねないだけなのか、実はそうなのか、これを断定できる知識は今の私にはありません。
一般的には「黒い貴族」は海洋国家であるカルタゴの末裔とされていますしね。
ハザールが滅んだとされる11世紀からベネチアの16世紀まで、ハザールは何をしていたのかも決定的な資料が無いように見えます。
それに、ブルーブラッド本流のはずのローマ帝国支配階級の歴史というものも私はあまりよく知らないし。
おまけに、中世「暗黒時代」が始まったのは、10世紀に西ヨーロッパに大規模な隕石落下があったからで、これがコンスタンティンのローマ帝国の息の根を止めた、という最近の研究もあるらしいし、どうもこの後の11から15世紀くらいまではかなり混乱しているように思います。
この混乱に乗じた勢力がいるんじゃないかと疑ってはいるところです。
というわけで、この言葉を定義するにはお互いの国の国立図書館にでも通い詰めないと難しいかもしれません(笑)。誰か歴史に詳しい人のフォローでもあればいいんですが。
ちょっとまた雑談のようで、すみません。