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キリスト教学の本をよく読まれる事をお勧めします
http://www.asyura2.com/0502/cult1/msg/441.html
投稿者 ロシアチョコレート 日時 2005 年 5 月 09 日 00:47:23: DsXgc9p/1U5SM

(回答先: あなたこそ我が問いの答えを述べなさい。 投稿者 アンチキリスト666 日時 2005 年 5 月 08 日 21:31:43)

>RC:「禁止規定」とは「書かれていること以外の事はして良い」という意味です。
>666:その根拠の提示を願う。

RC:前に書いたように、「十戒」などです。

>論理学を用いて聖書を運用するのがキリスト教の本懐なのか。

RC:単なる揚げ足取りとしか思えない質問なので、キリスト教学の本を読まれる事をお勧めします。

>RC:「イエス、神とも徹底したユダヤ人しか相手にしていない」というのは、あなた独自の見解だと思います。
>666:それはない。
>以下略

RC:貴方の主張は、キリスト教学で説く、イエスの排他主義と普遍主義の問題です。

イエスが異邦人を救った例を挙げます。

マタイによる福音書第8章5〜13節

5 さて、イエスがカファルナウムに入られると、一人の百人隊長が近づいて来て懇願し、
6 「主よ、わたしの僕が中風で家に寝込んで、ひどく苦しんでいます」と言った。
7 そこでイエスは、「わたしが行って、いやしてあげよう」と言われた。
8 すると、百人隊長は答えた。「主よ、わたしはあなたを自分の屋根の下にお迎えできるような者ではありません。ただ、ひと言おっしゃってください。そうすれば、わたしの僕はいやされます。
9 わたしも権威の下にある者ですが、わたしの下には兵隊がおり、一人に『行け』と言えば行きますし、他の一人に『来い』と言えば来ます。また、部下に『これをしろ』と言えば、そのとおりにします。」
10 イエスはこれを聞いて感心し、従っていた人々に言われた。「はっきり言っておく。イスラエルの中でさえ、わたしはこれほどの信仰を見たことがない。
11  言っておくが、いつか、東や西から大勢の人が来て、天の国でアブラハム、イサク、ヤコブと共に宴会の席に着く。
12 だが、御国の子らは、外の暗闇に追い出される。そこで泣きわめいて歯ぎしりするだろう。」
13 そして、百人隊長に言われた。「帰りなさい。あなたが信じたとおりになるように。」ちょうどそのとき、僕の病気はいやされた。

次に、ルカによる福音書第17章12〜19節

12 ある村に入ると、重い皮膚病を患っている十人の人が出迎え、遠くの方に立ち止まったまま、
13 声を張り上げて、「イエスさま、先生、どうか、わたしたちを憐れんでください」と言った。
14 イエスは重い皮膚病を患っている人たちを見て、「祭司たちのところに行って、体を見せなさい」と言われた。彼らは、そこへ行く途中で清くされた。
15 その中の一人は、自分がいやされたのを知って、大声で神を賛美しながら戻って来た。
16 そして、イエスの足もとにひれ伏して感謝した。この人はサマリア人だった。
17 そこで、イエスは言われた。「清くされたのは十人ではなかったか。ほかの九人はどこにいるのか。
18 この外国人のほかに、神を賛美するために戻って来た者はいないのか。」
19 それから、イエスはその人に言われた。「立ち上がって、行きなさい。あなたの信仰があなたを救った。」

最後に、マタイによる福音書第15章21〜28節

21 イエスはそこをたち、ティルスとシドンの地方に行かれた。
22 すると、この地に生まれたカナンの女が出て来て、「主よ、ダビデの子よ、わたしを憐れんでください。娘が悪霊にひどく苦しめられています」と叫んだ。
23 しかし、イエスは何もお答えにならなかった。そこで、弟子たちが近寄って来て願った。「この女を追い払ってください。叫びながらついて来ますので。」
24 イエスは、「わたしは、イスラエルの家の失われた羊のところにしか遣わされていない」とお答えになった。
25 しかし、女は来て、イエスの前にひれ伏し、「主よ、どうかお助けください」と言った。
26 イエスが、「子供たちのパンを取って小犬にやってはいけない」とお答えになると、
27 女は言った。「主よ、ごもっともです。しかし、小犬も主人の食卓から落ちるパン屑はいただくのです。」
28 そこで、イエスはお答えになった。「婦人よ、あなたの信仰は立派だ。あなたの願いどおりになるように。」そのとき、娘の病気はいやされた。

貴方が主張している部分である「わたしは、イスラエルの家の失われた羊のところにしか遣わされていない」(マタ15:24)は、排他主義の部分です。

しかし、この2つの態度に矛盾はありません。最初にイエスは、イスラエルを悔い改めさせて、神の国の宣教者となし、異邦諸国の普遍的救済に奉仕させようと努めさせようとします。それでユダヤ人を宣教の対象にします。しかし、ユダヤ人がイエスの言葉に従わないので、計画を変更します。それは、イエスが自らをいけにえとして血を流す事で、終末の契約が結ばれ、すべての人が神の国に近づけるようにする(普遍主義)ためです。

>イエスの直接的なエピソードにも、神の律法にも、そんな指示はない。
>ペテロとパウロは、イエスと並ぶ聖性を持っているのか?
>弟子の主張を信仰し、神とイエスの教えを軽く見ても良いのか?
>弟子と神(イエス)が矛盾したしゅちょうをするなら、弟子より神を信仰するべきだ。
>「福音の信奉者」より「神、キリスト」だろう。

RC:前に使徒言行録の第1章8節で、

8 あなたがたの上に聖霊が降ると、あなたがたは力を受ける。そして、エルサレムばかりでなく、ユダヤとサマリアの全土で、また、地の果てに至るまで、わたしの証人になる

と書きました。ですからペテロは「神の代理人」として、初代ローマ教皇になっています。現在はベネディクト16世です。

RC:最後に、あなたの論理は、聖書の一部だけを取り上げた「牽強付会の論」だと思います。

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