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(回答先: 米国に追従する「規制緩和」の恐るべき(お粗末な?)実態 投稿者 鷹眼乃見物 日時 2005 年 5 月 02 日 21:54:51)
政府(厚生労働省)に「サービス残業」を合法化しようとする動きがあることを知り、記事(下記●)にまとめてみました。
●http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20050503
ところが、この記事にアクセスされた某医師の方のBlog記事(下記★)で、職種によっては更に深刻な問題があることを知らされました
★http://dp54020279.lolipop.jp/res-hypoxia/archives/2005/05/post_370.html
医師・看護士に限らず、列車・電車・バス・貨物自動車・航空機など人命を預かる仕事を数えたらきりがありません。。
今、アメリカの押し付けで政府が導入しようとする「サービス残業の合法化」なるものは、これらの職種に限らず、あらゆる職場でモラルハザードを引き起こします。
結局、これは日本国内で人為的に更なるリスク拡大を図ろうとする愚かな行政判断です。それほどまでアメリカの言いなりになる必要があるのでしょうか?
奇しくも、JR西日本の悲惨な事故が起こったばかりです。もし、このまま担当審議会の答申が具体化されるようなことがあれば、日本政府自身が、まったく、この種の「危機管理意識」を理解せず、アメリカが要求するままに、只管、日本国内を「市場原理主義」(利益至上主義)一色で塗りこめようとしていることになります。
もし、そうであるなら、日本はどこまで落ちぶれた国になってしまったのでしょうか?
国民一般の生命など二の次にして市場原理主義で突っ走るなど、それは殆ど狂気の沙汰に見えてきます。
まさに、この問題意識は、JR西日本の脱線・転覆の直後に某氏が
メーリングリスト(http://www.freeml.com/message/chance-forum@freeml.com/0021039)でご指摘されていた問題点と重なります。
また、この「サービス残業の合法化」の問題を取り上げたマスコミは、今知る限りでは日経(下記■)だけです。それも、人事関連のニュース扱いで、こんなことは既定路線だという風の軽い取り扱いです。何の問題意識の掘り下げもありません。このようなジャーナリズムの姿勢が、どこから来るのか不思議です。通り一遍のメディアコントロールよりも、より深刻な事態の潜伏があるようで不気味です。
■http://www.nikkei.co.jp/news/main/20050428AT1F2701D27042005.html
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