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(回答先: 「サービス残業の合法化」に関する情報が錯綜してきたので現況をまとめました 投稿者 鷹眼乃見物 日時 2005 年 5 月 05 日 14:09:33)
「サービス残業の合法化」、「混合診療の導入」に輪を掛けるように、またまた弱者(庶民一般)に対する追い討ち政策が飛び出してきた。
それは、一定額以下の診療費は患者個人での全額自己負担にするという『医療保険の免責制度』である。
(ニュースソース/http://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/kokusai/20050507/20050507i115-yol.html )
これは、医療保険制度の維持困難を錦の御旗にした、医療現場における市場原理主義の導入政策だ。
ここで予想されるのは、国民による通院の自己抑制ということであり、結果的に、早期の発見と治療(この必要がある深刻な病気はガンや心臓病だけではない!)が遅れたり、逆に、手遅れとなったことで予想もつかぬほどの高額治療費が必要になる可能性がある。
その先では、至れり尽くせりの「混合診療の導入」がお待ちしてますということか!
何も分からぬからと思って、一般庶民をバカにするのもいい加減にしろ、と言いたくなるではないか。
<注>参考までに、「アメリカにおける自己破産の半分が高額医療費による」という情報がある。(下記URL)
http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2005/02/post_3.html
これは、「JR西日本の悲惨な事故」周辺の派生的な出来事へのマスコミ等の偏った対応からも分かるように、政府だけでなく国会議員(与野党をとわず)の多くも、官公庁(官公労を含む)も、多くの企業の経営者たち(例外もある!)も、悉くが一般国民を心底から舐めてかかっているということだ。
しかも驚くべきことは、このまま強者に舐められっぱなしで快感を感じ続けたいというような“異常で病的な雰囲気”さえもが日本の社会全体に漂っていることだ。
その証拠にこのような批判の声は一向に聞こえず、市場原理主義導入と構造ぶち壊し政策(とても改革とは言えない!)への支持率が高まるばかりとなっている。
ともかく、我われ一般庶民は、この種の問題の甚だしいまでの深刻さを胸に手を当ててよく考えるべきだ。そして、弱者は弱者なりに最低限のマキャベリズムが必要だということを再認識すべきだ。
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