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イラク人質:
解放された仏記者がフィガロ紙上で体験談
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/europe/news/20041226k0000m030042000c.html
【パリ福島良典】イラクで武装集団「イラク・イスラム軍」の拘束から解放されたフランスのジョルジュ・マルブリュノ記者は24日付フィガロ紙上で、同集団と国際テロ組織アルカイダのウサマ・ビンラディン容疑者とのつながりを証言した。
掲載された体験談によると、イラク・イスラム軍は、外国人の拉致▽身分特定の尋問▽拘束・監視▽イスラム裁判−−の役割ごとに担当分けがなされ、組織化されている。拘束中に面会させられた同軍トップの青年はキリスト教に対するイスラムの優位性を説き、解放条件としてイスラム教への改宗を迫ったという。
また、アフガニスタンの訓練キャンプにいたことのある30歳代の同軍メンバーはしきりに「ビンラディン師」について語り、「ブッシュ(米大統領)のアフガニスタン軍事介入は好都合だった。我々は世界中に散らばることができ、今では60カ国にいる。アラブの政権を打倒するのが目的だ」と語り、エジプトとサウジアラビアを主要標的に挙げたという。
11月の米大統領選挙の2週間前にマルブリュノ記者が「ブッシュとケリー(民主党候補)のどちらが勝ってほしいか」と尋ねると、同メンバーは「ブッシュだ。ブッシュなら米軍はイラクにとどまり、我々も増長できる」と答えたとされる。マルブリュノ記者は「文明の衝突を望むブッシュとイスラム聖戦主義者」の相関関係を感じ取り、「ビンラディンの惑星にいた」と4カ月に及ぶ拘束生活を総括した。
毎日新聞 2004年12月25日 19時17分