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(回答先: イラク選挙――魔法のランプではない(朝日新聞) 投稿者 彗星 日時 2004 年 12 月 22 日 09:12:44)
彗星さん、お早うございます。
情報、いつも、参考にさせていただいています。
さて、おぞましい鬼畜の蛮行作戦が続くイラクで、誇り高いレジスタンスの武装闘争を、「シーア派かスンニ派か、はたまた国際テロ集団の犯行か」と、さらりときめつけるこの朝日の社説は、いかにも、笑えますね。
オピニオン・声欄は血のメーデー事件をとりあげながら、また、急速に治安国家体制に流れる状況を記事にしながら、社説となると、戦争推進新聞に成り下がります。
>ファルージャでの掃討戦も、米軍が誇るほどの効果があったとは思えない。多くの「テロリスト」を殺したが、スンニ派の反米感情を一段と高めてしまった。そのスンニ派には選挙をボイコットしようとする動きさえある。
生き残ったスンニ派が、奴隷状態となり、恐怖の余り、死んだ同胞のことよりも、自分の命のみ考えて、おとなしくしたがえば、「米軍が誇る効果」となるのだろうか。
>果たしてまともな選挙になるのか。クルド人やシーア派の地域で順調でも、スンニ派地域で混乱したら結果は正当と言えるのか。かえって国内が分断されないか。様々な不安が前途を覆っている。
まともな選挙というのはホントウニ、どういうことを指しているのか。
この社説氏は、自らの頭で、考えて筆を執っているのだろうか。IQはいかほどなのだろうか。真に疑いたくもなる。
>しかし、この選挙は予定通り行われなければならない。人々がようやく手にした貴重な意思表明の機会だからというだけではない。米国の戦争と占領は、余りに多くの犠牲と苦難をイラクの人々に強いている。そんな状況が一朝一夕に変わることはないにしても、イラクをイラク人自身が統治する方向に少しずつでも近づかなければ、事は始まらない。今度の選挙はそのための第一歩なのだ。
この文章はまるで、支離滅裂。
とても、頭脳と知能が正常に働いているとは思えない。
今、イラクは、強圧的だったフセイン時代より、何百万倍もの苦難を強いる米国の占領に、こころの底から怒り、人間の尊厳を掛けて、異議申し立てをしているのである。
ファルージャではまだ、死体が道端にごろごろ転がって、置き去りにされているという。6000人だか、数千人だかといった、イラク民衆の死を伝えたはいいが、実際、ファルージャだけでも、30万人、攻撃時には10万人居残っていたはずである。
選挙、選挙とういうなら、まず、この有権者の人数を把握せよ。無差別に殺したイラク人すべてに損害賠償をせよ!!イラク戦争でころしたイラク民衆は二度目のファルージャ攻撃前でさえ、20万以上といわれている(イラク女性弁護士)。今度の今渦中にあるイラク人の死を含めると、膨大な数になっていくことだろう。
これまでも繰り返されてきた、戦争の欺瞞を、侵略国の欺瞞をまず、ストップさせること、ここからしか、イラクの未来はない。
まず、欺瞞的な選挙と傀儡政権を許さないこと。そのためには、人間の皮を被ったケダモノをイラクから、一人残らず追放しよう。復興支援などというまやかしの部類も同じである。
アフガニスタンの二の舞をさせてはならない。