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(回答先: Re: まともな「選挙妨害」が続くイラクでーーイラク戦士の健闘を祈る 投稿者 長壁満子 日時 2004 年 12 月 22 日 10:31:32)
長壁さん、いくら反戦を訴えた所で人も物も動きはしません。
人がいくら死んでも、それとは無関係にイラク情勢は推移します。
米軍が撤退すればイラクは内戦状態に突入するかも知れません。
後先を考えないような発言はイラクの人にとっても迷惑でしょう。
イラク人が本当にアメリカを嫌がっているなら、とっくの昔に米軍は撤退しています。
しかし、米軍は未だに駐留を続けています。
イラク国内にも案外、アメリカの支持者は多いのではないでしょう。
日本人もアメリカの占領政策に高い評価を与えているでしょう。
それと同じ事だと自分は考えるのです。
それに米軍の駐留に反対する人は大勢いても、
今イラク人にとって重要なのは国の復興であり、毎日の生活なのです。
米軍が撤退しても、「メデタシメデタシ」とは成らないのです。
長い間イラクでフセインの圧制に苦しんできた人にとっては、
米軍の撤退は、民主化へのプロセスの崩壊につながるので、
困るでしょう。
アメリカは、日本の同盟国であり民主国家です。
イラクは、クゥエ−トやイランに侵攻した独裁国家です。
同じ日本人から見ると反戦を訴える日本人の感覚は
いまいち理解ができないと感じるのです。