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(回答先: 反国家犯罪の刑罰重く…北朝鮮が5年ぶり刑法改正 [読売新聞]【脱北者への刑罰は軽減】 投稿者 あっしら 日時 2004 年 12 月 08 日 16:45:28)
北朝鮮が4月に刑法を改正し、私有財産の保護規定を拡充する一方、体制維持に向けて反国家行為への刑罰も強化していたことが8日までに明らかになった。韓国情報当局が入手したとされる新刑法の内容を、一部の韓国メディアが伝えた。韓国政府関係者は「市場主義の一部導入などの経済改革と、それに伴う体制混乱に備えた法整備のようだ」と分析している。
8日付の朝鮮日報によると、改正刑法は、個人財産を奪った場合、それまで10年以下の労働教化とされてきた罰則を10年以上に強化。また商標権侵害に関する条項を新設し、違反時の罰則を定めた。貨幣偽造罪も労働教化7年以下から10年以下に改め、外貨管理秩序違反罪と脱税罪を新たに盛り込んだ。
一方、国家転覆陰謀罪の適用対象を従来の武装暴動参加者から「示威、襲撃への参加者」まで拡大。武装暴動の主導者への罰則を、10年以上の労働教化または死刑から、無期労働教化または死刑に強化した。
経済の部分開放に伴う西側文化流入に備え、「退廃的な」音楽や舞踊、ビデオ、CDを流布した場合、2年以下の労働鍛錬の処罰を科す条項も新設された。
一方、脱北者に対する刑罰は3年以下の労働教化から2年以下の労働鍛錬に緩和した。脱北者が後を絶たない現状を考慮したものと見られる。また、罪刑法定主義の原則も明記したとされる。同紙によると、北朝鮮の刑法改正は99年以来。
(12/08 23:23)
http://www.asahi.com/international/update/1208/007.html