現在地 HOME > 掲示板 > 戦争64 > 132.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: ウクライナ危機が好機に 米欧関係に修復の兆し 共同 投稿者 倉田佳典 日時 2004 年 12 月 06 日 18:37:58)
12/05 23:25 大統領権限で新たな攻防 ウクライナ、選挙戦に突入
【キエフ5日共同】大統領選で混迷が続くウクライナで、強大な
大統領権限の縮小を柱とする憲法改正の是非をめぐり、強い権限を
維持したままの大統領の座を狙う野党側ユシチェンコ元首相と、元
首相の当選前に大統領権限をできるだけ奪っておきたい与党側の攻
防が激化してきた。
与野党両陣営は五日、今月二十六日の決選投票再投票へ向け事実
上の選挙戦に突入した。
憲法改正案は、閣僚や知事の任命権を事実上首相に移譲し、議院
内閣制に近い政治体制に変更することが柱。与党側は、大統領権限
縮小を再投票前に実現するよう主張しているが、ユシチェンコ氏陣
営は「実権を失った大統領に当選しても意味がない」と強く反発、
憲法改正論議を再投票後に先送りするよう求めている。
四日の最高会議でユシチェンコ氏率いる最大野党「われらのウク
ライナ」は、与党候補で、不信任されたヤヌコビッチ首相の即時解
任や中央選管委員更迭が先決と主張。不正再発防止のための選挙法
改正案と大統領権限縮小のための憲法改正案を一括採決するとのリ
トビン議長の提案を拒否、採決を阻止した。
しかし野党側新政府での首相の座を狙っていた社会党のモロス党
首は「大統領権限縮小に賛成することが決選投票でのユシチェンコ
氏支持の条件だったのに裏切られた」と反発。野党連合内での亀裂
も表面化した。
野党有力指導者ティモシェンコ元副首相は五日、大統領に一定の
権限を残す野党側の対案を出すと述べた。
一方、ウクライナ大統領府報道官は四日、クチマ大統領とポーラ
ンドのクワシニエフスキ大統領が国際調停団による第三回円卓会議
を六日にキエフで開催することで合意したと述べた。
20041205 2325
[2004-12-05-23:25]