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盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が13日(現地時間)、米国ロサンゼルスの国際問題評議会(WAC)主催の会合で「北朝鮮が核とミサイルを外部の脅威から自国を守るための抑制手段と主張するのは一理ある側面がある」と述べるなど、北朝鮮の核問題ニ関連し、米曹ニ相反する立場を述べる演説を行い物議を醸している。
盧大統領は演説で「正直に話したい」とし、「北朝鮮は核を絶対に放棄する。北朝鮮がテロ組織と連係しているという証拠がない。北朝鮮は改革・開放の道に入っている。対北朝鮮武力行使や封鎖政策があってはならず対話が唯一の方法だ。北朝鮮の体制を保全するための米国の新たな措置が必要だ」と述べた。
これに対し高麗(コリョ)大学・政治外交学科の玄仁澤(ヒョン・インテク)教授は「盧大統領が20日、ブッシュ大統領との首脳会談を成功に導くためロサンゼルス演説で米国の北核問題解決への努力に感謝を表明することが望ましい」とし、「大統領が公開的な講演を通じ米国の対北朝鮮政策を批判したのは外交的に良い方法ではない」と述べた。
延世(ヨンセ)大学の李政勲(イ・ジョンフン)教授は「盧大統領が6か国協議開始後、北朝鮮に対してはまともな警告のメッセージを伝達したことがほとんどなかったが、今回の演説も同様」と述べた。
一部の外交専門家は盧大統領がブッシュ米大統領との韓米首脳会談を1週間後に控えている状況で、こうした形式の演説を行ったことを憂慮している。
政界ではすぐに論争に飛び火している。野党ハンナラ党の朴振(パク・ジン)議員は「北朝鮮の核問題を体制安保への脅威として認識し解決しなければならない政府の大統領が北朝鮮の核開発の当為性と合理性を認めたのは、到底信じられない話であり衝撃的」とし、「韓米関係と6か国協議に爆弾を投げたようなもの」と述べた。
与党ヨルリン・ウリ党の崔星(チェ・ソン)議員は「ブッシュ政権が2期目でも強硬な立場を維持する流れを見せている状況で北朝鮮の核問題は平和的に解決すべきという側面を強調し、新たな政策を考慮して欲しいという注文と理解している」と述べた。
ロサンゼルス=辛貞録(シン・ジョンロク)記者 jrshin.chosun.com
李河遠(イ・ハウォン)記者 may2@chosun.com
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/11/14/20041114000029.html