★阿修羅♪ 現在地 HOME > 掲示板 > 戦争63 > 162.html
 ★阿修羅♪
次へ 前へ
社説:「米国に言いたいことは言う」からこうなのか [朝鮮日報]
http://www.asyura2.com/0411/war63/msg/162.html
投稿者 あっしら 日時 2004 年 11 月 15 日 01:15:02:Mo7ApAlflbQ6s
 

(回答先: 【韓国】全経連「対米関係損なう発言控えるべき」 [朝鮮日報]【許容済みだろうが主張をぶつけるほうが対米関係もうまくいく】 投稿者 あっしら 日時 2004 年 11 月 15 日 01:13:15)


 盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は13日に米ロサンゼルスで行った演説で、北朝鮮核問題解決のための対北武力行使をはじめ、封鎖政策にも反対するという立場を明らかにした。盧大統領は「対話以外に方法はない」と述べた。

 盧大統領の発言は、簡単に言えば「米国は対北強硬策を放棄し、北朝鮮をなだめる新しい方策を出せ」という注文だ。ブッシュ大統領の再選により、米国の対北政策がより強硬になるだろうとの判断のもと、これを阻止しようという意図が込められている。

 北核問題を武力行使を通してではなく、対話で解決しなければならないということに誰が反対するというのか。問題は「どのように」だ。

 まず北朝鮮を対話のテーブルにつかせる問題だ。北朝鮮が核燃料の再処理などを通じて危機を徐々に高潮させるのも、米国に対する一種の圧迫戦術だ。

 このような状況の中、韓国と米国が北朝鮮に対する“圧迫の切り札”を自ら放棄した状態で、北朝鮮を対話の場に引き出す方法は何なのか。そうするためには北朝鮮の要求をすべて聞き入れるほかない。

 大統領がその方法以外に北朝鮮を対話のテーブルにつかせる方法を知っているとすれば、国民をはじめ、同盟国である米国にも一言ささやきかけることだ。

 リビアが核を放棄した背景には、対話だけではなく、水面下の圧迫戦術が作用した。従って盧大統領が北朝鮮に対する封鎖政策を公然と反対したのは、対北交渉の手段を自ら狭めたようなものだ。

 盧大統領は「北朝鮮が核兵器を開発しようとする理由が、必ずしも誰かを攻撃したり、テロを支援しようというものだと断定することはできない」と述べた。

 大統領は心理分析家ではない。北朝鮮がどんな意図で核を開発し、今後、どんな目的で使用するのか、北朝鮮政権だけが知ることだ。

 国防や外交政策の樹立で、敵の意図に執着していた側は、常に大きく狼狽した。北朝鮮の核が攻撃用ではないという盧大統領の発言は、遠くない未来、北朝鮮の口を通してそのまま繰り返されるだろう。

 盧大統領の今回の発言によると、北核問題に対する韓国の認識は米政権の認識と大きく違うことになる。そうであれば、あえてこうした内容を米国で、しかも首脳会談を目前にして公言し、何の利益があるのだろうか。

 相互間の敏感な問題、なかでも北核問題のように、米国が自国の安保と直結すると見なしている事案に対する意思表明と立場折衝は、できるだけ静かに調整すべきことだ。

 にもかかわらず盧大統領がこうして米国を刺激する形を選んだのは、国内の現政権支持者に「米国に言うべきことは言う」ことを示そうという考えによるものかも知れない。

 盧大統領は在米同胞懇談会で「韓半島は戦略的な位置上、米国が簡単に放棄できるところではない」とも述べている。国の安危がかかる安保問題に対処する大統領の発言としては、誠に不適切だ。

 こうした安易な認識を持っている限り、韓米間の摩擦は解消どころかより複雑にならざるを得ないだろう。大統領を補佐する参謀たちはいったい何をしているのか。



http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/11/14/20041114000051.html

 次へ  前へ

戦争63掲示板へ



フォローアップ:


 

 

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。