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「マーガレット・ハッサンを解放せよ」との呼びかけ……ザルカウィの組織から?! (Falluja, April 2004
http://www.asyura2.com/0411/war62/msg/632.html
投稿者 Kotetu 日時 2004 年 11 月 08 日 03:37:40:yWKbgBUfNLcrc
 

(回答先: Raed in the Japanese Language (2004年11月7日(日)の記事) 投稿者 Kotetu 日時 2004 年 11 月 08 日 02:50:11)

「マーガレット・ハッサンを解放せよ」との呼びかけ……ザルカウィの組織から?!
もー,わけわかんない。(@_@) CAREインターナショナルのマーガレット・ハッサンさん(英国人でもありイラク人でもある)を拉致監禁している人たちが誰なのかわからないのだけれど,とにかく,彼らは「英軍をイラクから撤退させなければこの女をザルカウィに引き渡す」と言っていた。が,そこに「ザルカウィの組織」から「うちらに引き渡されたら彼女を開放する」との声明が……。

ますますモンティ・パイソンじみてみた。

'Zarqawi' call to release Hassan
Last Updated: Saturday, 6 November, 2004, 07:58 GMT
http://news.bbc.co.uk/1/hi/world/middle_east/3987913.stm

ザルカウィに率いられるグループよりと称するメッセージが,マーガレット・ハッサンさんの解放を求めた。

ハッサンさんを拉致拘束した人々は,英軍がイラクから撤退しなければ,ハッサンさんをザルカウィのグループに引き渡すと脅迫していた。

今回のメッセージは,ハッサンさんがもし彼ら(ザルカウィ一派)の手に落ちれば,彼女を解放すると約束している。

メッセージには「アルカイダ・イン・イラク」との署名があり,イスラーム武装集団のメッセージを掲載していることでよく知られているウェブサイトにポストされた。

そのメッセージはハッサンさんを拉致した人々に対し,彼女に対する証拠を公開するよう求め,また彼女が「ムスリムに対する陰謀を実施している」スパイであると証明できない場合は,彼女を即座に解放するように求めている。

「この囚われ人をカードとして利用している人々は,我々の宗教をわかっているとはいえない」とメッセージには付け加えられている。

「真のイスラームにおいては,女性や幼い子どもは殺さない。」

「殺人行為を行なわないと思われる人々のことは,我々は決して殺さない。」

「我々が殺すのは,我々と戦い,我々の同胞を殺す人々のみである。」

「何度も我々は首尾よく進んでいた攻撃を中止している。それは,ムスリムが死ぬことになるだろうと思われたからである。」

「我々は,ムスリムの血が流されることを避けるため,これらの計画を中止したのである。」

このメッセージは,Abu Maysara al-Iraqiという仮名――通常,ザルカウィのグループ(最大で500人のメンバーがいると考えられている)からのステートメントと関連付けられる名前であるが――で掲載されている。

このグループは,先日までは「タウヒードとジハード」という名称で知られていたが,米国人ビジネスマンのニック・バーグさんや建設業者のケン・ビグリーさんを含め,西洋の人質を何人か斬首している。

メッセージはまた,このグループがイラクで最悪の流血となった自爆攻撃や自動車爆弾を実行したとも述べている。それには,昨年の国連バグダード本部への攻撃や,木曜日に英陸軍のブラック・ウォッチの兵士3人を殺した自爆も含まれている。

ハッサンさんはダブリン生まれで,アイルランド,英国,イラクの国籍を持つ。ハッサンさんは10月19日にバグダードで正体不明のグループによって拉致された。

ハッサンさんはCAREインターナショナルのイラク支部のディレクターとして車で出勤する途中だった。CAREインターナショナルはこの事件以降イラクでの活動を停止している。

ハッサンさんは59歳になるが,イラクにすんで30年になり,イラク人と結婚しており,拉致されてから何度かビデオが流れている。

それらのビデオでハッサンさんは英軍のイラクからの撤退を求め,また(イラク人)女性の囚人たちの解放を求めている。

ハッサンさんのご家族は英国のテレビに出演していたそうですが,「私たちはアイルランド人なので英国政府に対しては何の力もないのです」と述べていたそうです。

アイルランドと英国の国籍の詳細はややこしいし,私もはっきりと知っているわけではないので解説はできません。

ケン・ビグリーさんも拘束期間の末期にアイルランドのパスポートを受けていました。ビグリーさんの場合は,ご本人はリヴァプール生まれの英国籍ですが,お母さんがアイリッシュなのでパスポート(つまり「国籍」)が付与されました。

とにかく,長年支援活動をしてきた彼女を拉致監禁するなんて,頭がどうかしている。とっとと解放してほしい。ご家族,特にイラク人の配偶者さんのことを考えると気の毒でなりません。

それにしても,また「ザルカウィ」がわけのわからないものになってしまいました……。

「ザルカウィ」がいるにせよいないにせよ,BBCのようなメディアで「ザルカウィが〜と言った」という記事が出ることは,強烈なメッセージです。

投稿者:いけだ

コメント(0)| Track back(0) | 2004-11-07 14:27:35

Falluja, April 2004 - the book
http://teanotwar.blogtribe.org/entry-cbf7383771143560ffdae278555d4688.html

<参考>
ファルージャの地図 map of Falluja(Google イメージ検索)
http://images.google.co.jp/images?q=fallujah+map&hl=ja&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2

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