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(回答先: アラファト議長、毒盛られた?パレスチナでうわさ流布(読売新聞) 投稿者 シジミ 日時 2004 年 11 月 06 日 21:01:38)
11/06 16:01 議長の埋葬地で駆け引き 聖都はイスラエル拒否
【エルサレム6日共同】昏睡(こんすい)状態のアラファト・パ
レスチナ自治政府議長が死去した場合を見据え、埋葬地をめぐる駆
け引きが六日までに早くも始まった。本人は聖都エルサレムへの埋
葬を希望してきたが、エルサレム返還要求の高まりを警戒するイス
ラエルは拒否、ガザ地区にしたい意向だ。
エルサレムのイスラム聖職者イクレマ・サブリ師は五日、「議長
はエルサレムへの埋葬を望んだ。宗教的見地から、彼の希望を果た
さねばならない」と表明した。議長はイスラム教の聖地である旧市
街のアルアクサ・モスク付近への埋葬を希望したとされる。
だが、イスラエルのラピド法相は同日、「ユダヤの王が埋葬され
てきたエルサレムは、アラブのテロリストの埋葬場所ではない」と
強くけん制した。
同モスク付近は古代ユダヤ神殿の跡とされ、イスラエルが「神殿
の丘」と呼ぶ重要な聖地。埋葬を認めれば、パレスチナ人が将来の
独立国家の首都とするエルサレムの帰属問題を刺激する可能性があ
る。敵対関係にある中東諸国の要人が葬儀に訪れることも問題だ。
東エルサレムと隣接するアブディス、自治政府議長府があるラマ
ラなどヨルダン川西岸の町も候補地に挙がっているが、パレスチナ
人がひつぎを担いでエルサレムの検問所に押し寄せるような非常事
態も起き得るとイスラエルは懸念。イスラエル治安筋はAP通信に
対し、西岸への埋葬に反対し「ガザが唯一の選択肢」と述べた。
アラファト議長の家系はガザ地区出身だが、本人が希望した聖都
から遠く離れたガザに埋葬すれば、パレスチナ人が反発するのは必
至だ。また同地区は治安が悪化しており、各国要人が集まるのに適
当とは言い難い。
警備問題を回避するため、自治区外で葬儀を行い、ガザに埋葬す
る案も出ている。
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[2004-11-06-16:01]