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FNN News JAPAN2004/10/28(木)23:30
PERISCOPE
<http://www.fujitv.co.jp/nj/index2.html>
○タイトル
『武装グループ 2つの顔』
「アル・ザウラ」誌 イラクジャーナリスト協会の調べと報じる
(ニュース途中より収録)
■松本 方哉(まさや)
「・・・アメリカ軍と戦闘を続けている七つの組織が存在し、中には旧フセイ
ン政権のバース党の支持者が作るアル・アウダのように武装集団への資金
供出を中心とする組織も存在するそうです。
一方外国人を拉致するグループは九つのグループの存在が確認されている
としています。
■滝川 クリステル
「つまり武装グループと拉致グループは別の集団といういうことですよねぇ。」
■松本
「まぁ、この点がこれまでに無かった情報なんですが」
■滝川 クリステル
「はい」
■松本
「九つの拉致組織のうち、国際テロ組織アル・カイダを精神的な支柱とする
グループは、四つあり、この中に今回日本人男性を誘拐したと見られるレ
バノン人テロリスト、ザルカウィ容疑者らのグループ[イラクの聖戦アル
カイダ]組織などが含まれているんです。」
○テロップ
アサドゥラ旅団
イスラム報復運動
イスラム怒りの旅団
イラク殉教旅団
秘密イスラム軍
「イラクの聖戦アルカイダ」
ジハード集団
イラクイスラム軍
アル・スンナ運動
■軍事問題専門家 トニー・コーズマン氏(*)
「ザルカウィ容疑者は武器を扱う部門と資金を扱う部門を持っています。
正確な組織構成は不明ですが、強い規律が保たれています。」
■松本
「ということなんですが、イラク国内には二つの別個の性格のグループから
なる十六あまりの危険な組織が存在することが明らかになったものとして
注目されます。」
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(*)トニー・コーズマン氏
米ワシントンの戦略国際問題研究所(CSIS)の研究員
<http://www.melma.com/mag/42/m00001142/a00000346.html>
○「機密」の「欺瞞」
「英国の情報機関が「イラクの欺まん」を示すために公表した「機密」報告
書が、実は中東専門誌や軍事専門誌に掲載された論文の引き写しだったこ
とが判明し、ブレア政権は大恥をかいた。引用元の論文を書いたのは、米
国の中東問題研究家イブラヒム・アルマラシ氏や英国人ジャーナリストの
シーン・ボイン氏ら。だが一体、誰が、誰の情報を引用したのだろう。米
ワシントンの戦略国際問題研究所(CSIS)のトニー・コーズマン研究
員は、「アルマラシ氏は、ボイン氏の論文と自分の論文を引用している」
と指摘。さらに「自分はそもそも、情報のほとんどを英情報機関から入手
した。英情報機関が写した論文の著者は、英情報機関の情報は正しいと考
えている」と言っている。(11日)」