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連合会長の9条改憲発言に異議あり!〜憲法9条の要は、第二項だ〜(JR総連)---見よ!この人を(3)
http://www.asyura2.com/0411/war61/msg/436.html
投稿者 竹中半兵衛 日時 2004 年 10 月 14 日 08:00:03:0iYhrg5rK5QpI
 

(回答先: 「イラク戦争支持は正しい」 小泉首相が代表質問で (asahi.com) 投稿者 彗星 日時 2004 年 10 月 13 日 23:26:22)

見よ!この人(笹森)を。悪質なスパイか、単なる犬か。

戦争加担を恥ずかしげもなく公言する無様な民同「偽の友」。
哀れでもある。

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連合会長の9条改憲発言に異議あり!

JR総連 http://jr-souren.com/

アッとランダム
http://jr-souren.com/random/random25.htm

8月25日、連合の笹森会長は、自治労大会のあいさつで「戦争放棄を定めた第一項は変えてはならないが、第二項は大いに論議する必要がある」と述べました。また、9月7日の自動車総連の大会においても、自衛隊を戦力として明記することや、自衛隊による国際貢献を憲法条文に追加するため憲法9条の改正を容認する考えを明らかにしたことが伝えられています。今年8月5日にヒロシマを訪れた際も、9条一項については「改悪を許さない」としたものの、二項については「自衛権を保有するかしないか明確にしなければならない。国際貢献で果たす役割について、憲法に明記すべきだ」とも述べています。
 
 労働組合側の指導者の改憲発言は、資本の意に応じ、平和運動の主導権を自らが握り右傾化させていく意図があるかのようにも見えます。『戦争の放棄』と『戦力を保持しない』『国の交戦権を認めない』とした9条を堅持し、平和を守っていくと言えないのは何故なでしょうか。
 
 どこの国の政治家も「平和のために…」と言うのですが、その平和のために彼らは武力を行使します。そして、その侵略や戦争により多くの市民を殺戮します。今のイラク、少し前のアフガニスタン、そして過去の戦争での史実を見れば、「平和のため」の戦争での犠牲者は市民であり、決して市民のための戦争ではなかったことは明らかですし、彼らの言う「平和のため」は、まったくの欺瞞であることはさらに明らかです。

 日本の権力者は「憲法9条一項は大切だ」と言いつつ、「世界の平和が大切だ」として「国際貢献」をおこない、自衛隊を海外へ派遣しています。そして「平和のために…」とうそぶきます。その欺瞞のうえで第二項の戦力の不保持と交戦権の否認については、「国際貢献の時代に沿わない」として「改憲」や「創憲」を言い、他国を侵略、あるいはアメリカの侵略にさらに加担しています。

 「平和を」といいつつ9条1項を認め、二項を変えようということは、戦力の不保持と国の交戦権を認めないと明確に謳ってある憲法9条第二項が1番の核心であるということです。「戦力を保持し、自由に戦争をしたい」しかも「平和のために…」。彼らが二項を変えたいという理由がここにあるのです。

 連合会長の改憲発言は、日本経団連が7月20日、日本がミサイル防衛などの最先端技術に乗り遅れないために「武器輸出三原則」の見直しなどを求める提言をまとめたことに呼応しています。さらに、小泉首相は、国連安全保障理事会入りのため9月21日に演説をおこなっています。その狙いは、武器商人への仲間入りであり、国際平和のためではないことは明らかです。残念ながらいま、労働組合もこの戦争への動きに加担しようとしています。平和を叫ばない労働組合へと作りかえられてようとしています。

 平和は非武装・非暴力が大切です。改憲の動きに警鐘を鳴らし、かつて日本の労働組合が戦争へと協力していった時代、産業報国会へと突き進んだ時代を再び歩まぬよう、今こそ9条を守っていくこと、その運動を広げていくことがいま、大切ではないでしょうか。

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