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(回答先: Re:日本列島がファシズムにそまりつつ 投稿者 長壁満子 日時 2004 年 12 月 27 日 09:40:20)
長壁さんこんばんわ
救援運動ご苦労様です。
その上で、共産党はすでに国鉄労働組合(国労)の中では、社民党員と一緒になって同じ国労組合員を、イラク侵略の先兵にしたり、反対者を警察に売り渡しています。
国労内の共産党員(革新同志会、略して「革同」)が、国鉄分割民営化で不当解雇された国労の仲間をJRのイラク進出(侵略)の先兵にする「イラク鉄道復興支援」運動を提唱しているということは、すでに竹中さんが阿修羅で弾劾されていました。
しかし革同はそれだけでなく、「暴力事件」をでっち上げて、屈服方針に反対した国労組合員を警察に売り渡すというとんでもない権力の側への転向を行っていました。
国労大会で解雇された仲間への処分に反対した国労組合員を「中核派による暴力事件」をでっち上げて警察に被害届を出し、10名が不当逮捕され、8名が一年以上も東京拘置所に勾留され、いまも裁判がたたかわれています。公判でも証人に出てきた国労組合員は、反対派のチラシまきが暴力行為だと証言しながら、その事実経過が警察と作り上げた物語であることを自己暴露しています。
結構複雑な事件ですが、この弾圧とたたかうホームページ↓をねばり強く読むと、共産党と社民党が、国鉄闘争の中でどのような裏切りを行っているのか衝撃を受ける事件です。
@「国労5/27臨大闘争弾圧を許さない会」
http://www008.upp.so-net.ne.jp/yurusanai/
@第33回公判報告(pdf)
http://www008.upp.so-net.ne.jp/yurusanai/041221houkoku.pdf
この公判報告をみて驚くことは、被害届を出した国労内の共産党員が、逮捕は当然だという態度で証言しているということです。しかもその根拠としている「暴力行為」についての供述は警察の調書でも二転三転し、証言でまた違うことを言っているのに・・・
共産党の労働運動路線のなかでもっとも忠実に共産党の綱領的態度に忠実に動いてきた国労ない共産党のこの裏切りは、日本共産党中央の本性をわれわれに見せているのだと思いました。
がんばっている長壁さんに、きついことばかり言ってしまっていますが、もはや共産党への幻想は犯罪に近づいてきていると思うようになりました。経済制裁への賛成は一線を越えています。
かつて第一次世界大戦が始まると、それまで戦争に革命を対置するといっていた社会主義者の中の多数派が、急に祖国擁護派に転向して、自国の戦争に賛成しました。いわゆる第二インターナショナルの崩壊ですね。これまで国際社会主義運動の先頭に立ってきたドイツ社民党がドイツの戦争に賛成したことは、国際社会主義運動に深刻な打撃を与えました。平和なときには偉そうなことを言っていた者が、いざ戦時下の大弾圧を目の前にしたときに転向するというのは今に始まったことではないのです。
ドイツ社民党の裏切りに苦しみながら、戦争反対派は、戦争賛成派と中間派に対してあいまいな態度を続けました。まさに長壁さんのような良心的な人は、裏切り者に対して断固とした態度をとることができなかったのです。
レーニンは「社会主義と戦争」というパンフレットを作って、社会主義を掲げながら排外主義の手先になる潮流とは決別すべきだと訴えました。かつて日本共産党は「社会主義と戦争」を国民文庫で発行していましたが、かなり前に絶版にしてしまいました。
だから、同じ道を歩んではならないと思います。