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(回答先: 交渉による解決のために経済制裁もありうる【志位委員長が本音】 投稿者 happyblue 日時 2004 年 12 月 23 日 03:03:16)
happyblueさん、お久しぶりです。
いつか、竹中半兵衛さんとの件で、中断したままになっていました。
あの時も、また、この今も、わたしの身分は不安定で、いつ、発言権を封じられるか分からない危惧(管理板参照)をおぼえ、先の回答もろくに準備していないのですが、少し、お話させて下い。といっても、これも、投稿数制限の対象に入るかもしれませんが。そのときは、また、違う方法で、何とか、工夫をしたいと思います。
さて、「長壁さんらしくはない」といわれた件ですが、私は、過去、先輩方がされてきた情熱的な戦いのなか、権力の仕掛け、策謀などで、純粋な平和を願う活動家が分断に追い込まれ、実際、犠牲も出、いまもなお、その後遺症を引きずっているであろうことはなんとなく分かるのです。
渋谷事件の星野文昭さんのことはご存知でしょうか。
三里塚はじめ70年安保、沖縄闘争を先頭で闘われ、1975年不当逮捕。獄中30年の囚われの身です。たまたま、星野文昭カレンダーを拝見しまして、コトの経緯を理解したばかりですが、他に冤罪で苦しむ人々のこととあわせ、私には、平和を願い、活動する人間同士が、なぜ、核マルだか中核だかと争わねばならないのか、分かりません。
今、君が代・日の丸を闘う先生方同士でもそれはいえます。まさに職を掛けて闘う
不起立闘争は、かの石原でさえ、驚愕させ、「命をかけて憲法を壊す」とまで言わしめるほど焦りにあせっています。その闘争を揶揄するかのように「不起立闘争を猫なで声で煽る」などと、権力側の声を発しているのが、同じ仲間のやることでかしょうか。
闘い方の違いは違いとしてみとめ、足を引っ張るようなコトは言語道断だと思います。
私が、「テロも戦争も反対」といったクソミソ一緒くたにするコトを糾弾するのは、その先にある「反テロ戦争」に便乗する思考だからです。共産党関係者の多くにこの思考がありますから、結局、きちがいという言葉、テロという言葉、拉致世言う言葉、すべてが、権力の範疇に閉じ込められ、いいように操られるわけです。こちらが、よほど、鮮明に確立した言語能力を保持していない限り。
この度の経済制裁もまた然り。共産党は今まで、かろうじて、北朝鮮とは「粘り強く交渉を」して、「暴走しないように、言って聞かせる」などと驕った物言いながら、経済制裁だけは拒否してきました。ところが、横田めぐみさんの両親の涙とそれに同情を寄せる世論に、票を意識してのことでしょうか。案の定、操り人形となった志位委員長は、上記の発言をせざるを得なかったのです。共産党とて一枚岩でないと、私は睨んでいます。ちなみに、今日のしんぶん赤旗には、北朝鮮問題の記事は一行もありません。さざ波も共産右翼が跋扈している状態で、経済制裁論が絶えませんが、これを危惧する声も無いわけではありません。ここに一度登場された有島さんも、さざ波で、奮闘されている方です。
それにしても、権力側はいつも、やることが、えげつないのです。
「拉致はテロと思うか否か」と各国会議員に踏み絵発言を迫ったのは、確か今回と同じように、拉致関係サイドの圧力でしたね。
共産党は、いまや、共産党たらんとする「小林多喜二」の反権力は、かけらもありません。反戦を闘うということは、反権力です。この原点がない人間が、どんなことをいってみても、始まりません。
それにしても、今回の経済制裁賛成のアンケートで、公明党が94%と、自民党の84%を抜いて、トップに位置しているのは注目すべきです。民主党も戦争支持政党ですから、西村慎吾しかり、土屋都議しかり、こうした極右議員がぞろぞろいるわけですから驚くに値しませんが、共産党はこのアンケートに答えてはいないのではないでしょうか? テレビでは8割が賛成とか誘導してましたが、内実は、回答しなかったのが半数。回答者の82%が経済制裁に賛成なのですから、回答率53%×82%で全国会議員の43%しか経済制裁に賛成していません。つまり、57%、半数以上の国会議員は経済制裁に賛成ではないのです。先の有事法案に9割が賛成し、憲法改悪にもまた民主党までが大方賛成し、戦争策動を競い合っているコトをみれば、このアンケート結果は何か大事なことを示唆していると思います、
共産党が、くだらない日和見で坂道を転げきる前に、目を覚まして欲しいと思うのは、共産党員としての最後の願いです。
happyblueさんの先の原稿、竹中半兵衛しとのやりとりは、詳細は理解できないながらも、おっしゃることは把握できたつもりです。あのとき、渦中の戦争が何よりも頭にある私にとって、「そんなことよりも」といった意識が横切ったのも事実でした。
他で、JR総連の、松崎氏、国鉄解体の件で、happybulueさんの言及があったように思いますが、大いに納得しておりました。