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(回答先: Re: 共産党・志位委員長の胸のうち? 投稿者 長壁満子 日時 2004 年 12 月 23 日 10:39:44)
長壁さんこちらこそお久しぶりです
心を込めたレスありがとうございます。
権力が本格的な戦争への道に進む中で、未だたたかう側がはっきりとしたたたかいの方向でまとまっていない情況へのもどかしい思い、共に共有したいと思いました。
ただ共産党が経済制裁を認めるということは、共産党が主体的に何を考えているかどうかなんて関係なく、本当に経済制裁が発動される可能性を限りなく引き寄せたのです。
かつて共産党が日の丸君が代の法制化を認めて、法制化の道を開いたことと同様の裏切りです。
そもそも対話による解決の手段だとしながら経済制裁という戦術をみとめたということは、もはや対話による解決ではないのです。力による外交を認めた以上、日本のいうことを聞かなければ力を行使するということです。北朝鮮が拉致家族らの要求をどんどん聞く限りにおいて「対話による解決」といい、いうことを聞かなければ経済制裁など圧力をかける。共産党も認めたこのようなやり方は、まさに帝国主義外交そのものなのです。
かつてイラクへの経済制裁がたくさんのイラクの民衆を絞め殺す役割を果たしたことを共産党は知っているはずです。これは単なる過ちではない。裏切りです。社民党も同じです。裏切りには裏切りだとはっきり弾劾しなくてはいけないと思います。
しかも日本共産党の裏切りは、戦時においてはますますはっきりしてくると思います。長壁さんの唯一ともいえる最大の過ちは、いつか共産党の下でまともな大衆運動が台頭するかも知れないという希望をお持ちになり続けていることだと思います。
しかしいくら希望を持っても、日本共産党中央は、その希望に応えることはないと思います。共産党の裏切りはこれからもっともっとひどくなっていくと思います。第二次大戦前にドイツ共産党員は、ナチスドイツとソ連との間に結ばれた不可侵条約を前に、茫然自失に陥りました。アメリカ共産党員は、アメリカ帝国主義の第二次大戦への参戦を「ファシズムに対する民主主義の戦争」と規定したスターリンの方針に従って、この戦争に協力しました。日本共産党が、「北朝鮮に対する正義の戦争」に賛成しないだろうという希望は、スターリン主義の歴史からみればやはり幻想だと思います。
共産党に立ち直ってほしいと願うのではなく、共産党と決別していただきたいとぼくは思います。
沖縄闘争の無実の無期懲役囚星野さんのことは、私も知っています。ご紹介ありがとうございます。
いつもきつい事ばかり書いてすみません。