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小泉純一郎首相は17日午後、鹿児島県指宿市内のホテルで韓国の盧武鉉大統領と会談した。首相は、日本人拉致問題をめぐり北朝鮮から横田めぐみさんの「遺骨」として渡された骨が別人と鑑定された問題について、疑念を示しながらも北朝鮮の今後の対応を見極め経済制裁問題を検討するとの慎重姿勢を説明した。
大統領は「制裁に慎重な立場を高く評価したい」と首相を支持する考えを強調。拉致事件をめぐる日本側の立場に理解を示した。
両首脳は、北朝鮮の核開発問題の解決を目指す6カ国協議の早期再開に向けて連携を強化、北朝鮮への働き掛けを強めることを確認した。
日韓自由貿易協定(FTA)をめぐっては「05年中の妥結」を目指して交渉を加速させることで一致。両国間の往来拡大を踏まえ羽田−金浦空港間の直行便(シャトル便)を現在の1日4便から8便に倍増させることで一致した。
会談後の共同記者会見で、大統領は歴史認識問題について「日本が自ら解決していこうという論議が起こるよう韓国が見守ることが必要だ」と指摘した。
日韓首脳会談は今年7月に韓国・済州島で開かれて以来で約2時間10分にわたって行われた。
大統領にとっては2003年6月以来の訪日。両首脳は今後年2回程度、相互訪問を行い意見交換する「シャトル首脳会談」を行うことで合意。大統領は首相の来年前半の訪韓を招請した。
首相は17日午後、政府専用機で鹿児島空港に到着し、ヘリコプターで指宿市入り。両首脳はノーネクタイの格式張らないスタイルで会談した。
(共同)
(12/17 18:15)
http://www.sankei.co.jp/news/041217/sei088.htm