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(回答先: 労働者の党から国民の党になったから王様同士の晩餐会に出て行くんでしょうね 投稿者 happyblue 日時 2004 年 11 月 19 日 00:39:27)
happyblueさん、レスをどうも。
遅くなりましたが、happyblueさんの立論はよくわかりました。
とくに異存はないのですが、ひとつあるとすれば、現時点で「労働者階級」とひとくくりにするのは少し無理があるのではないかと思っています。
もう少し大きく言うと階級闘争、階級対立というフレーム(で敵と味方を分けること)自体、アフガンやイラク、イスラエル問題、アフリカ問題を例に出すまでもなく、無理があるのではないか、というのが小生の立場です。
もう少し多元的、中間的、複数的な立場で(吉本隆明風に言うなら重層的比決定、ベルグソン/ドゥルーズ的に言えば中間者、デュルケム的な中間システム、ネグリ&ハート風に言うならマルチチュード)世界の動きを見ていかなければならないと思っています。
労働者階級自体、複数のサブシステムに別れていて、他のシステムと複雑、密接に絡み合っています。日本共産党も、そのようなサブシステムの一角を占めるものであり、その影響力は年々低下しているというのが小生の認識で、今回の共産党の動きは大勢に影響ないと思います。
ただ、このままではじり貧であることはたしかなので、(良い方向か悪い方向かはわかりませんが)共産党が新しい方向に動き出したのであれば、そうしたサブシステム内での位置付けは変わってくるでしょうし、少し注目したいなと思っているところです。