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(回答先: 小林容疑者の車と部屋の血痕、DNAが女児と一致(読売新聞) 投稿者 竹中半兵衛 日時 2005 年 1 月 08 日 22:02:19)
竹中さんの精力的な活動に敬意を表します。
さて、「100%予想通り」の鑑定結果がいよいよ発表されましたね。これを以って、小林真犯人説が物証面からほぼ完璧に支持されたことになりますね。
しかし、ここで気をつけなければならないのは、小林容疑者が真犯人であろうがなかろうが、この様に発表される、というところです。真犯人説をとろうが冤罪説をとろうが、100%予想される発表内容なのです。
なぜなら、彼が真犯人であるなら発表内容は真実であり、問題はありません。しかし逆に、冤罪であるなら尚のこと、この様に発表する必要があり、それは偽計以外の何ものでもありません。また、「DNAは一致しませんでした」という要素は、端から存在し得ません。供述とされるものがある以上、誤認逮捕はあってはならないからです。
そもそも、一般大衆が一連の警察発表・報道内容を信ずる根拠とは何なのでしょうか。「警察は真実を追究する」「報道は真実を伝える」と考えているからでしょうか。あるいは、「DNA鑑定は正しい」のような科学的な根拠でしょうか。
警察・報道云々はともかく、確かに「DNA鑑定は正しい」かも知れません。しかし、我々にその正しいことを検証する術はなく、ブラックボックスなのです。まして当局は、小林容疑者や楓ちゃんのDNAをいつでも採取できたことを忘れてはなりません。ここに偽計の余地があり、発表を鵜呑みにすることは大変危険なのです。
この様に見てくると、一連の報道を鵜呑みにすることの危うさがお分かりいただけると思います。
さて、これまでの一連の報道内容からは、正に真犯人とするにふさわしい小林容疑者の生立ち・経歴・生活態度、そして一見整合性のあるように見える供述内容が見て取れますよね。
そこで次に記すのは、小林容疑者の発言を記事にした報道を抜粋し、あえて冤罪説の立場から、屁理屈をこねてみたものです。報道記事から真実がつかめるでしょうか? 少々長いですが、ご一読いただけると幸いです。(注:記事の加筆・訂正はありません、記事は12/30〜1/7)
事件発生後の発言から〜
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>販売店近くのスナック従業員によると、小林容疑者は事件後の11月中旬、通い始めた。いつも1人。冗談を飛ばし、カラオケをよく歌っていた。1週間ほどすると、店内で女児の写真を見せびらかすように。入手先を聞かれると「インターネット上でどこからともなく送られてきた」と答えたという。
(共同12/30 17:10)
ほぼ事件直後に未公開の写真をもっていた。
自分で写した独自のものなら「俺が犯人だ」と白状することになる。
他に犯人がいて写真を公開している、と偽装したつもりだろうが、偽装にならないのは自分がよく知っている。
なぜなら、自分しか独自の写真を持たないし、他に犯人がいるとは考えないから。
よって、彼が確信犯なら、容疑者浮上の報で「これで疑いが晴れる」とは思わないし思えない。その根拠がないのだから。*1と照応
つまり、彼が真犯人とはいえない。
さらに、写真が「どこからともなく送られてきた」可能性はある。*2と照応
なぜなら、彼の携帯番号は警察当局に管理されており、当然アドレスも調べりゃ分かる。
未公開の写真を手に入れ、得意になり見せびらかすことは十分あり得る。*2
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>小林薫容疑者(36)が、勤務先の新聞販売店近くのスナックで、携帯電話の画面に写った被害女児の遺体とみられる写真を従業員らに見せ「インターネットから携帯に入ったんや」と話していたことが、従業員らの話で分かった。小林容疑者は、「被害者と同い年の娘がおり、メールをしている」と話す一方、事件について「親がかわいそうやな」「自分は同僚から疑われている」などと、平然と話していた。
(時事12/30 23:00)
「インターネットから・・・」は、上と同じ。
犯人でなければ、「親がかわいそう」と思っても何らおかしくない。
写真を見せびらかせば、そりゃあ疑われるだろう。*2
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>三十日朝の朝刊の配達の際は、捜査が重大局面を迎えたと報じた同紙を見て、「これで疑いが晴れる」と同僚に話し、配達に出かけていた。
(産経12/31 02:35)
捜査が重大局面? 真犯人ならまず自分の身をあんずるに決まってる。普通は逃げる!*1
無実なら当然の発言、他に犯人がいると思っているから。*2
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以上のような報道内容を先入観を持って見るとき、小林容疑者が犯行を偽装するよう発言しているような印象を受けるが、先入観を持たなければ、真犯人別人説の可能性すら見えてくる。
次に逮捕後の供述から〜
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>調べに対し、小林容疑者は、女児を連れ去った際に「家まで送ってあげると誘った」などと詳細に供述を始め、自宅の浴槽に張った水に頭から突っ込み、殺害したと認めた。一方で「悪いことをしたつもりはない」などと話しているという。
車内からの誘い文句に、急ぎ足で帰る女児が自ら車に乗り込むことは断じて考えられない。自宅まで200mしかないうえに、昨今の防犯意識の高さから、あり得ない。
>これまでの捜査で、小林容疑者と女児やその家族との接点は浮上しておらず、同容疑者も「だれでもよかった」とする内容をほのめかす供述をしているという。
(産経12/31 02:35)
いや、真犯人は明らかに有山家を狙った節がある。
そうでないと、公表されていない妹の実名を用いて「妹をねらう」メールなど送れない。
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>誘拐当日、女児の母親に画像つきメールを送りつけた動機について、「娘を連れ去ったことを、親に見せつけたかった」と供述していることが、31日わかった。
>約1か月後、再び家族に画像つきメールを送った理由については、「家族に再度、精神的なショックを与えたかった」と自供している。
>理由について小林容疑者は〈1〉1回目は、女児の行方を捜しているはずの母親に犯行の成果を誇示し、満足感を得ていた〈2〉2回目は世間の注目度が低くなってきた状況の中で、再び家族を追い込む狙いだった――と述べているという。
これは、怨恨による動機ではないのか?
被害者が誰でもよかった以上、怨恨による動機は考えにくい。
また2回目は、専門家と称するコメンテーターがテレビで散々垂れ流した動機に沿う供述内容で、明らかな誘導を感じる。
>一方、県警によると、部屋の壁や床のカーペットなどが、添付画像の背景と一致していた。画像に写っていたタオルケットが発見できなかったが、小林容疑者は「ごみ収集の時に捨てた」と供述している。
(読売1/1 03:07)
そう言うなら、添付画像と部屋の写真を公表すべきだろう(捏造の恐れは残るが)。
また、彼が白なら、タオルケットなど端から存在しない。供述の誘導。
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>小林薫容疑者(36)が奈良西署捜査本部の調べに対し、「自宅で殺害した」「女児の歯は捨てた」などと供述、犯行の全容が三十一日、ほぼ明らかになった。「やっぱり大人の女性がいいが、金がかかる」「女児を見ると、変な気分になる」と動機関連の供述も始めており、捜査本部は犯行の裏付け捜査などを進めている。
拷問や洗脳、誤誘導による供述ではないのか。
明らかに世論の癇に障るありふれた内容だ。
また、他の物証と比較し「歯」だけを捨てるなど考えられない。超一級の戦利品だろうに。
ではなぜ「捨てた」のか? いや、最初からそんな物無いのでは?
彼を白と考えると、矛盾しないじゃないか。
>調べでは、小林容疑者は犯行当日の十一月十七日、奈良市学園中の路上で「家まで送ったげよか」と誘って車で女児を連れ去り、「おっちゃんの家、ちょっと遠いけど回らせて」と自宅ワンルームマンションに直行。
だから、女児は車に乗りえない。
>女児の携帯は母親(28)などから電話がかかるのを恐れ、車に乗った直後に「おっちゃんにちょっと貸して」と言って黙って電源を切ったという。
時刻、進行方向から考えても、15:00の自宅裏の公園でのGPS記録と矛盾する。
小林単独犯説は崩れ去る。
>自宅では長時間過ごし、一緒に風呂に入って浴槽に顔を沈めて殺害。殺害後、「歯を抜いた。歯は捨てた」と話しているという。
自宅到着後ただちに殺害したのではないのか?(他報道と矛盾)
野菜を配りに行ったのは?(アリバイ工作と矛盾)
死亡推定時刻に無理やり誘導する意図を感じ、矛盾だらけ。
歯がないのは真犯人が持っているからだろう。
警察は小林容疑者を何としても黒としたいのだろうが、度台無理がある。
>たまたま一人で女児が通りかかったといい、小林容疑者は「だれでもよかった」と供述。女児や両親らと面識はなかったという。
楓ちゃんは狙われていたのだ。彼女が携帯を持つようになった経緯を見れば必然だ。偶然ではあり得ない。
彼を黒とするには、面識が無い以上「誰でもいい」ことにしなくては辻褄が合わないからこそ引き出された供述である。
>一方、死体遺棄現場の奈良県平群町に小林容疑者はあまり土地勘はなく、「自分に関係ない場所なので犯行がばれないと思った」と話しているが、側溝に発見されやすいよう放置した点など捜査本部で追及している。
「発見されやすいように」遺棄したて「ばれないと思った」ことはあり得ない。
その後彼は写真を見せびらかし、同僚に疑われているのだよ。すぐ足がつくではないか。論理的一貫性のない供述だ。
>女児を殺害後、母親に犯行声明ともとれるメールや写真画像を送信していた小林薫容疑者は、奈良西署捜査本部の調べに対し、「同じ年ごろの子供を持った知人女性への仕返しのつもりで、(メール送信を)やった」などと供述しているという。
>「昔つきあっていた女性に同じ年ごろの子供がいた。その女性に恨みがあり、メールを送りつけたのは仕返しのつもりだった」などと供述しているという。
(産経1/1 04:58)
どんな恨み?それならその女性の子を誘拐しやしないか?
辻褄あわせにすらならない供述内容だ。
しかも(読売1/1 03:07)の供述「娘を連れ去ったことを、親に見せつけたかった」と違うではないか。ほぼ同時刻の報道だぞぉ?
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>同容疑者は女児やその家族と面識がなく、「少女へのわいせつ行為が目的で、誰でもよかった」などと供述しており、奈良西署捜査本部は少女への執着が犯行の背景にあるとみて調べを進める。
(時事1/2 15:00)
殺害方法は、わいせつ目的では説明がつかない。
遺体損壊の状況は伏せられたまま。
なぜ公表しない?できない?
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>母親(28)に遺体の写真を送付した理由について「結果を知らせてやりたかった」と供述していることが2日、分かった。
(共同1/2 16:41)
また変わった!(二段上)
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>殺害を認めながら「悪いことはしていない」と供述し反省の態度は見えない。
(産経1/3 02:15)
彼が白なら当然の供述!彼の残忍性を強調する誤誘導だ。
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>いたずらしようとしたら抵抗されて、手をかみつかれ、かっとなった。風呂場に連れて行き、顔を浴槽の水の中に押し込んだ」などと殺害に至る直接の動機について具体的に供述していることが、2日、わかった。
(読売1/3 03:03)
手に噛み傷があるのか?
ワンルームで浴槽に常時湯水が張ってあるのか?普通はシャワーバスで空だろう。
カッとなったのなら、普通絞殺である。水死させる必然性がない。
「自宅では長時間過ごし、一緒に風呂に入って浴槽に顔を沈めて殺害」(産経1/1 04:58)
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>小林容疑者は予告メール後の12月下旬、自分が持っている知人名義の携帯に女児の画像を転送した。その理由を「他人に見せびらかしたかった」と供述。行きつけの飲食店などで「携帯のサイトから入手した」と言って画像を見せていた。
(毎日1/3 03:04)
それ以前から見せびらかせているではないか。
この時期の転送が元で、捜査が彼に向かったという。誘導。
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>女児のランドセルやジャンパーなどについて「(女児の)記念になるので捨てずに部屋に置いていた」と供述していることが3日、わかった。
第三者が持ち込み仕込んだ可能性を捨ててはいけない。
歯を捨てたことと論理的一貫性がない。
>小林容疑者が送りつけたメール画像には、白っぽいソファベッドに敷いたタオルケットの上に女児が寝かされていた。小林容疑者はタオルケットは「捨てた」としており、ソファベッドについては昨年12月下旬、「セミダブルを買ったので不要になった」などと知人に譲り渡していたこともわかった。
(読売1/4 03:12)
最初から無かった可能性は?誰がベッドを貰ったの?
30年も前のアポロ月面の写真でさえ捏造の可能性があるのに、偽装なんて朝飯前だろう。
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>大津市内に住む知人が、車で事故を起こして負傷し、運転ができなくなったため、知人に「運転できないならその間、行きたいところがあるから車貸してや」と頼み、犯行に使用した緑色のハッチバック式乗用車「カローラII」を借りた。
(産経1/4 03:21)
カローラ2ばかりが注目されるが、他の不審車両なかでも「黒か紺」との相関が説明できるのか?
車の目撃情報の信憑性は低いといわざるを得ない。
緑色の車は、彼に捜査を誘導するための後付けにしか見えない。
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>12月30日の逮捕前の聴取に対し、当初容疑を否認し、その理由を「(捜査員の)心証を悪くすれば、死刑になれると思った」と供述していたことが4日、分かった。また、逮捕後の調べに対しては動揺した様子はなく、「悪いことをしたと思っていない」と話すなど反省の態度は示していないという。
>県警捜査本部から西和署への任意同行を求められた。聴取に対し、事件への関与を全面否定したうえ、「家に帰る」と反抗的な態度を見せ、捜査員にも体当たりしたという。
なんと辻褄合わせな供述か。彼が白なら否認して当然だろう。
彼の心証を悪くしているのは、警察とマスコミ!
「証拠が出たぞ」と自供に持っていくのが取り調べというものだ。
典型的なでっち上げの手法。
>「今年(04年)は、何をやってもあかんかった。死刑になってもいい」とも話しているという。
(毎日1/4 15:03)
いかにも「彼が黒」を刷り込む供述発表。
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>事件の2日後、行きつけの飲食店で、聞かれもしないのに「(誘拐当日は)野菜を買いに行っていたからアリバイがある」などと周囲に話していたことも判明した。
(読売1/5 03:03)
送られてきた写真を見せびらかし、知人に疑われたゆえの発言だとするなら、おかしいことはない。
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>小林容疑者は「女の子を探しに、知っている場所に行った」と供述しており、
(読売1/5 14:49)
彼の口から直接聞きたいものだ。これはあくまで警察の伝聞発表。
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>女児は当時、首から携帯を下げていたが、「携帯に狙いをつけて誘拐したわけではない」と供述。
(毎日1/6 10:37)
メール送信なども成り行きといいたいのか?あり得ない。
あくまで計画された犯行でないと、様々な事象に矛盾が生じます。
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>「(女児の)遺体を布団にくるみ、自宅から運んだ」などと供述していたことが7日、分かった。
>遺体をくるんだ布団を「遺棄した後に捨てた」としており、自宅マンションの家宅捜索で布団は見つからなかった。
(時事1/7 07:01)
ならば布団を発見すべし。捨てたのなら自宅で見つからないのは当然。
ではこの寒い時期、彼は布団なしで寝ていたのか?いやそんなことはないだろう。
となると捨てる布団なんてあり得たのか?2枚あればいいことにはなるが。
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>「携帯電話でメール送信しても、自分がどこにいるか、ばれないと思っていた」と供述していることが6日、わかった。
(読売1/7 03:11)
GPS携帯でそのように考える人間がいるのか? 彼は携帯オタクなんだろ?
当局は発信記録・GPS記録の証拠性を固めたいのだろうが、筆者の見方は、「発信記録をたどって彼を逮捕」ではなく「彼を逮捕するために発信がなされた」である。
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以上、だんだんと論が適当になったきらいはありますがご容赦ください。
警察発表・メディア報道は世論を操作・誘導するものと心得るべきであり、何ら真実を伝えるものではありません。真実は闇の中、です。
また、取調べ法(拷問)>自供(一級証拠)>冤罪、この流れを過去の事件から少し勉強すれば、いかに警察権力が欺瞞に満ちたものかが分かると思います。是非。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。