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下山被告、起訴事実認める 小山2児殺害事件で初公判
http://www.asahi.com/national/update/1214/014.html
栃木県小山市で9月、同居していた4歳と3歳の兄弟を虐待した末に川に投げ込んで殺したなどとして、殺人と覚せい剤取締法違反(使用)の罪に問われた無職下山明宏被告(39)の初公判が14日、宇都宮地裁であった。下山被告は罪状認否で「間違いありません」と述べ、起訴事実を認めた。弁護側は、被告は当時、覚せい剤を常用しており心神耗弱状態だったと主張した。
起訴状によると、下山被告は9月10日ごろ、小山市神鳥谷(ひととのや)の自宅アパートで自分で覚せい剤を注射。さらに同月12日午前1時半ごろ、中学時代の先輩で、同居していた小林保徳被告(41)=覚せい剤取締法違反の罪で実刑判決を受けて控訴中=の次男の一斗(かずと)ちゃん(4)と三男の隼人(はやと)ちゃん(3)兄弟を同市の思川に投げ入れ、水死させたとされる。
検察側の冒頭陳述によると、兄弟は父親の小林被告とともに6月から下山被告宅に居候し、たびたび下山被告から虐待を受けた。気づいた小林被告は下山被告を同被告の娘の前で殴り、下山被告はいらだちを募らせた。9月11日午後には、市内のガソリンスタンドで2人に暴行し、2人は唇が腫れるなどしたため、このまま2人を小林被告に会わせるわけにはいかないと思い、殺害を決意したとされる。
この日の公判で、下山被告は弁護人の質問に対し、「橋から2人を投げ入れた時点で覚せい剤が身体の中に入っていて錯乱状態にありました」と答えた。弁護人は「覚せい剤を常用・乱用していて妄想状態で犯行に及んだ」と主張した。 (12/14 11:11)